2000年代に発売されていた
モーターマガジンの月刊カメラマンのムックの
撮影ガイドシリーズに
作例とともに使用機材のフォーマットやレンズの情報が載っているのだが、
当時使用されていたのは67判や645判と言った中判のフィルムカメラが多かった。
風景写真の撮影にはまだまだフィルムカメラが良いとされていたのである。
当時は、
2002年11月にEOS-1Ds
2003年9月にEOS Kiss Digital
2005年9月にEOS 5Dが発売され、
カメラつき携帯電話が普及した時期でもあった。
それから20年…フィルムは次々と製造終了となり
月刊カメラマンも休刊してしまった。
今となってはデジタルの優位は明らかで、
フィルム料金や現像料金の不要なデジカメは
ランニングコストが安く、
センサーの改良で高感度撮影が可能になり、
また、デジタルのフォーマットは気軽に
WEBで共有できたり利便性も高い。
昨今ではスマートフィンに搭載されているカメラの性能も侮れない。
さて本日の写真、昨日の写真から絞り込んだ写真である。
Canon EOS 5D Mark III+Kiyohara Soft VK50R SS10 F11 ISO100
露出オーバー気味か…
F値は自信がない。
VK50Rは絞り値をシームレスに増減できるので、
いくつに設定しているかわからなくなる。
電子接点のないマニュアルフォーカスレンズなのでカメラ側にも
記録が残らないのである。
ここまで絞るとソフト効果はほぼ消えるが、
クロスフィルターを使用したような光芒が見られる。