年の瀬の銀座通りは例年通り
日の丸の旗が連なっていた。
モンベルの入っているビルの手前の信号は
いつもほかの信号とは違う挙動を示す。
この信号は青だがすぐ先の信号は赤である。
すすむべきかとまるべきか。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 20/F1.7 II SS1/8000 F1.7 ISO200
フルサイズのデジタル一眼レフは大きく重いので、
普段持ち歩いているのはこのいささか古いマイクロフォーサーズのミラーレスである。
ストリートスナップはどうしても通行人が写りこんでしまうので、
絞り開放で撮影。
解放することで通行人をぼかし肖像権に配慮しつつ、
信号機の光を滲ませ印象的に仕上げた。
PENTAX MZ-3のシャッタースピードが1/4000秒止まりであったことを考えると、
このサイズで1/8000秒が出せるのはすごいことだ。
現像時、空の色が完全に飛んでしまわないように気をつけた。
未来に対する不安を感じつつも、
来年は良い年であるようにと祈らずにはいられない。