月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

神宿る石と月の道

日本文徳天皇実録に曰く

ある夜、製塩業の者が海に光るものを見た。

次の日、海辺に二つの奇妙な石があった。両方とも一尺ほどだった。

さらに次の日には20あまりの小石が怪石の周りに侍坐するように出現した。

怪石は彩色が派手で、僧侶の姿をしていた。

神霊は人に依って

「われは大奈母知・少比古奈命である。

昔、この国を造り終えて、東の海に去ったが、

今人々を救うために再び帰ってきた」

と託宣した。

 

この神が降り立った石に大洗磯前神社神磯の鳥居が建てられ、

大奈母知が大洗磯前神社

少比古奈が酒列磯前神社に祀られたという。

大洗磯前神社ご由緒酒列磯前神社ご由緒

20230119014022

Canon EOS 5D Mark III+EF24-105mm F4L IS USM(45mm) SS15 F4 ISO100

 

1月7日…ウルフムーンの神磯の鳥居である。

磯崎から那珂湊まで電車を使い、

那珂湊の魚市場で昼食後、ひたすら歩いた。

 

一応、満月なので大潮で15時~17時は満潮のタイミングだったのだが

比較的波が穏やかだったので日中は迫力のある写真にはならなかった。

 

実は、日の出も拝もうとテントと寝袋も持参したのだが、

バッテリーとコンパクトフラッシュの残量が心もとなくなったので、

そのまま帰宅と相成った。

家に着いたときには日付が変わっていた。

 

この日の顛末は旧ブログに掲載している。