PentaxQは今思うと意欲的なカメラであり、
ハードモノクロームのようにその後のKマウント機に採用されるものもあれば、
採用されないものもあった。
スマートエフェクト:極彩は採用されなかったものの一つだが、
その特性は、「色飽和を起こすギリギリまで彩度を高め、華やいだ雰囲気の仕上がり」
というもので、
新緑の季節になると使いたくなるエフェクトであった。
PENTAX Q7+01 STANDARD PRIME SS1/500 F1.9 ISO100
スマートエフェクト:極彩
もちろん大げさすぎるのだが、
桜が終わり、新緑がまぶしいこの季節、
記憶に残るのはこんな感じである。
そして昨日のハードモノクロームと強烈な対比をなす。
先にハードモノクロームの人工物…
冷たく無機的な人の手なるもの…
…を提示することで、
この季節の極彩をより強調する。
こういう意図でもないとモノクロを撮ることは無い。