月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

極彩の季節

 

PentaxQは今思うと意欲的なカメラであり、

ハードモノクロームのようにその後のKマウント機に採用されるものもあれば、

採用されないものもあった。

スマートエフェクト:極彩は採用されなかったものの一つだが、

その特性は、「色飽和を起こすギリギリまで彩度を高め、華やいだ雰囲気の仕上がり」

というもので、

新緑の季節になると使いたくなるエフェクトであった。

20230425002613

PENTAX Q7+01 STANDARD PRIME SS1/500 F1.9 ISO100

スマートエフェクト:極彩

 

もちろん大げさすぎるのだが、

桜が終わり、新緑がまぶしいこの季節、

記憶に残るのはこんな感じである。

 

そして昨日のハードモノクロームと強烈な対比をなす。

先にハードモノクロームの人工物…

冷たく無機的な人の手なるもの…

…を提示することで、

この季節の極彩をより強調する。

こういう意図でもないとモノクロを撮ることは無い。