大阿原湿原の一番奥からテイ沢と言う川が流れ出ている。
苔むした美しい渓流で、
入笠山の中腹を入笠牧場経由で一周できるルートがあるのだが、
大阿原湿原最奥のテイ沢分岐に到達したのが13時。
この時期のゴンドラリフトの下りの最終が16時30分。
おまけにテイ沢沿いのルートは草が伸び
一部藪漕ぎが必要な状態になっていた。
一周するのは早々にあきらめ、
沢に降りられるところを探して渓流の撮影を開始する。
今回は三脚を持ってきたのだ。
沢の写真は明暗差が大きくなかなか難しい。
暗いところに露出を合わせると、
明るいところが白飛びしてしまうので、
HDRを使いたいが、このカメラにはそのような機能はない。
シャドウ部分を持ち上げて
ソフトウェア上でHDR処理をしているが、
環境によっては手前は真っ暗かもしれない。
PENTAX K-5IIs + HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited SS1/13 F16 ISO100
このような写真はスローシャッターで撮影するのがセオリーで、
F16まで絞り込んだが、
白飛びしないように撮影するとシャッタースピードが1/13までしか落とせない。
ここまでしても中央の葉は飛んでいるように思われる。