月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

テイ沢にて

大阿原湿原の一番奥からテイ沢と言う川が流れ出ている。

 

苔むした美しい渓流で、

入笠山の中腹を入笠牧場経由で一周できるルートがあるのだが、

大阿原湿原最奥のテイ沢分岐に到達したのが13時。

この時期のゴンドラリフトの下りの最終が16時30分。

おまけにテイ沢沿いのルートは草が伸び

一部藪漕ぎが必要な状態になっていた。

 

一周するのは早々にあきらめ、

沢に降りられるところを探して渓流の撮影を開始する。

今回は三脚を持ってきたのだ。

 

沢の写真は明暗差が大きくなかなか難しい。

暗いところに露出を合わせると、

明るいところが白飛びしてしまうので、

HDRを使いたいが、このカメラにはそのような機能はない。

 

シャドウ部分を持ち上げて

ソフトウェア上でHDR処理をしているが、

環境によっては手前は真っ暗かもしれない。

20230820033535

PENTAX K-5IIs + HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited SS1/13 F16 ISO100

 

このような写真はスローシャッターで撮影するのがセオリーで、

F16まで絞り込んだが、

白飛びしないように撮影するとシャッタースピードが1/13までしか落とせない。

ここまでしても中央の葉は飛んでいるように思われる。