月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

ドラマチックアートは月の拡大写真には使えない

先月はオリンパスのドラマチックトーンで月の撮影をしたが ペンタックスのドラマチックアートはこの用途では使えないと判断した。 こんな感じ。 PENTAX Q7+Tamron 55BB 500mm SS1/160 F8 ISO100 スマートエフェクト:ドラマチックアート 月の周辺に縁取りが…

Qシステムを利用した月の写真その2

25日、雲と月を見ながら歩いていると にわかに稲光がして雨が降ってきた。 早々に写真を撮るのは断念したが、 深夜をまわったころには西の空で煌々と輝いていた。 月の拡大写真を撮影するとわかるのだが、 クレーターは欠けているところの境界線付近でよく見…

Qの光点ボケ

スマートフォンのようにセンサーの小さいカメラは ボケないと言われ、 主役を浮き立たせる写真には向かないと言われる。 これは例えばフルサイズで50mmの画角を得るためには フォーサーズだと25mm、 Q10のような1/2.3型センサーだと9mm Q7のような1/1.7型セ…

Qシステムを利用した月の写真

PENTAX Qの最大の特徴は、 小さいセンサーを持っているが、 マウントアダプターを使用することで フルサイズやAPS-Cのレンズが使用できる点である。 レンズの焦点距離はフルサイズ換算で QおよびQ10では5.5倍 Q7およびQ-S1では4.6倍となる。 使用したレンズ…

金木犀と葉脈

日本ではお月見は月見団子を食べることになっているが 中国では月餅を食べ、金木犀のお茶を飲むそうな。 中国では金木犀のことを桂花と言う。 将棋は駒に宝玉をあしらっている。 玉とか金とか銀とか 香は香木として、桂は… 戦国策に 楚国之食貴於玉薪貴於桂…

緑の表現に定評があるPENTAX

PENTAXは緑の表現に定評がある。 極彩はやりすぎな感じがするが あでみやびの緑は美しい。 PENTAX Q7+06 TELEPHOTO ZOOM 44mm SS3.33 F8 ISO100 スマートエフェクト:あでみやび まぁ美しくはあるのだけど、 CG的なウソくささはある。 ドラマチックアートはK…

ドラマチック系エフェクト

オリンパスのドラマチックトーン、 ペンタックスのドラマチックアート… 特徴はハイコントラストなHDR 輪郭強調。 PENTAX Q7+06 TELEPHOTO ZOOM 44mm SS3.33 F8 ISO100 スマートエフェクト:ドラマチックアート 岩に異様な立体感が出た。 極彩のように色で目…

そして極彩

PENTAX Q系はエフェクトカメラと言える性質なので 原則1日1枚しか写真を公開しないこのブログでは 尺を稼げてブログの更新が楽になる。 今日のエフェクトは極彩である。 実は極彩とドラマチックアートはレベル2では強すぎるので レベル1にしている。 しかし…

ネイチャーとモノクロ写真

何も考えずにネイチャーフォトをモノクロで撮影しようとすると わけがわからない写真になりがちである… 今日の写真は昨日の写真のモノクロ版なので何を写したかはわかるが 正直、この写真単体で見せると何の写真かわからないと思われる。 特にこの写真はハー…

崇徳院

PENTAX QのAFが効くレンズは4本、 単焦点の8.5mmの01 STANDARD PRIME 5~15mm の 02 STANDARD ZOOM 15~45mm の 06 TELEPHOTO ZOOM 3.8~5.9mm の 08 WIDE ZOOM 35mm換算の焦点距離は QおよびQ10では5.5倍 Q7およびQ-S1では4.6倍となる。 PENTAX Qはマウント…

土地の再開発と老舗の閉店

東京都心部では猛烈な勢いで ビルの建て替えが進んでいる。 八重洲ブックセンターのビルも取り壊しになったのは記憶に新しい。 おりしも増税メガネのせいで通貨「円」の価値が下落、 インフレが進み地価もバブル的に高騰している。 建て替えたからと言って、…

あでやかにみやびに

日中のスマートエフェクト編の最後は、 ダイヤルの4番目に設定されているあでみやび。 PENTAX Q7+03 FISH-EYE SS1/400 F5.6 ISO100 スマートエフェクト:あでみやび ノーマルと比べて空の青、緑の色は極彩に近いが、 十分普通の写真の範囲。 14日のノーマル…

極彩色の世界

さらにダイヤルをひねって極彩。 凄まじい青空と緑… ドラマチックアートとは違い意図が不明と言うことはないが… PENTAX Q7+03 FISH-EYE SS1/320 F5.6 ISO100 スマートエフェクト:極彩 右側の建物が勝手に彩色されていた… Qは本当に惜しい点がいくつかあった…

日中のドラマチックアート

さて、PENTAX Qと言えばエフェクトなので、 使わなければなるまい。 まずハードモノクローム…これは見なかったことにしよう… もう一つひねってドラマチックアート …どうしてこうなった… PENTAX Q7+03 FISH-EYE SS1/320 F5.6 ISO100 スマートエフェクト:ドラ…

PENTAX Q7の日中の写真

どうも夜景ばかりになってしまったので、 PENTAX Q7で撮影した日中の写真を。 ビルの谷間の小さな緑地。 後ろのビルは建て替え中である。 PENTAX Q7+03 FISH-EYE SS1/320 F5.6 ISO100 だいたい広角は28mmがあれば事足りるのだが、 東京はビルが高いので、…

KITTE丸の内より東京駅を望む

おとといの写真で派手に歪んでいたビル… KITTE丸の内の6階の展望テラスより東京駅を見るとこんな感じ。 南ドームを上から撮るには丸ビルよりもこちらのほうが良い。 …ドラマチックアートはあきらめ、 ホワイトバランスは蛍光灯。 PENTAX Q7+03 FISH-EYE SS2 …

魚眼の補正

昨日の写真…魚眼レンズで撮影したものだが、 これはこれでありだと思うが、 アプリで補正することができる。 今回使用したのはからあげ氏のuonomeと言うフリーソフト。 昨日の写真…これ別の写真だが…同じく魚眼で撮ったのもこの通り。 PENTAX Q7+03 FISH-EYE…

丸ビルより魚眼ドラマチックアート

昨日の写真はそれまで撮影していた 丸の内駅舎の南ドームが写っていない。 丸ビルから見るとちょうど正面から南ドームが見えるのだが、 手前に余計なものが写ってしまうのである… まぁ…皇居へと続く並木道と中央口こそがが東京駅の本体ともいえるのだが。 こ…

丸の内駅前広場

東京駅前には東京駅を眺めるのにちょうどいいロケーションで いくつかのビルは展望台が設けてある。 本日の写真は丸ビル5階…だったはず… 前にパンケーキを食べに行ったことがあるクア・アイナのところだ。 PENTAX Q7+01 STANDARD PRIME SS6 F5.6 ISO100 しか…

ハードモノクローム

オリンパスのドラマチックトーンは2010年10月発売の E-5で初めて搭載された。 一方、PENTAXのドラマチックアートは2011年8月発売の PENTAX Qで搭載されたのが最初である。 PENTAXが一眼レフにドラマチックアートをなかなか搭載しなかったのは、 あからさまな…

PENTAX Qの謎の仕様

この日、ダイヤルに設定していたのは、 ハードモノクローム、極彩、ドラマチックアート、あでみやびであった。 本日の写真はあでみやび。 あでみやびはコントラストをやや高くした、艶やかな雰囲気の仕上がり と言うことだが、ホワイトバランスは同じ蛍光灯…

不夜城

PENTAX Qはドラマチックアート以外にも様々な効果を持つエフェクトがあり、 しかもクイックダイヤルに登録し切り替えて撮影できた。 クイックダイヤルに登録できる項目は、 スマートエフェクト、デジタルフィルター、カスタムイメージ、アスペクト比であった…

PENTAX Qのドラマチックアート

PENTAX Qは2011年に発売されたPENTAXのミラーレスである。 PENTAX Q、PENTAX Q10、PENTAX Q7、PENTAX Q-S1。 QとQ10は1/2.3型センサー Q7とQ-S1は1/1.7型センサーが搭載されていた。 当時、PENTAXとニコンはミラーレスに 小さなセンサーを搭載したが どちら…

極彩の季節

PentaxQは今思うと意欲的なカメラであり、 ハードモノクロームのようにその後のKマウント機に採用されるものもあれば、 採用されないものもあった。 スマートエフェクト:極彩は採用されなかったものの一つだが、 その特性は、「色飽和を起こすギリギリまで…

モノクロームの世界

このブログでモノクロの写真を掲載するのははじめてだが、 正直、モノクロ写真を撮ること自体あまりない。 なぜ撮らないかと言うと、色に頼ることができない分、 表現を研ぎ澄まさないと伝わらないからである。 モノクロ写真はカラー写真より難しいのだ。 PE…