月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

Qシステムを利用した月の写真

PENTAX Qの最大の特徴は、

小さいセンサーを持っているが、

マウントアダプターを使用することで

フルサイズやAPS-Cのレンズが使用できる点である。

 

レンズの焦点距離はフルサイズ換算で

QおよびQ10では5.5倍

Q7およびQ-S1では4.6倍となる。

 

使用したレンズはタムロンの55BB…

反射望遠鏡の技術が使われた手のひらサイズの500mm F8レンズであり、

1983年発売のマニュアルフォーカス専用レンズである。

マウントアダプターをかませて

Q7で使用するとフルサイズ換算焦点距離は2300mm。

Q10であれば2750mmになる。

 

撮影日は23日の夜で、月齢8.4…半月は前日、22日だが

ハードモノクロームで暗い境界が落ちて半月に見える。

20231024001045

PENTAX Q7+Tamron 55BB 500mm SS1/100 F8 ISO100

スマートエフェクト:ハードモノクローム

 

これくらい拡大すると月はものすごい勢いでフレームから外れるので、

大き目の三脚にギア雲台のBENRO GD3WHをつけて月を追尾している。

シャッタースピードが遅いと被写体ブレするレベル。

 

ピント合わせは液晶を拡大して行うが、46万ドットではなかなか苦行である。

 

20世紀に人類が月に降り立ち、

月に兎も嫦娥も桂の木もいなかったことが確認された。

まぁ…ウサギが餅をついてるところに遭遇するのもシュールだったろうが。