月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

高原の風

入笠湿原を横断し、 ゴンドラリフトの山頂駅に向かう途中、 ここにもヒヨドリバナの群生があった。 朝方撮影した山頂駅付近のお花畑よりも、 やや下ったところにあり、 湿原へと降りる階段の途中にある。 ここで数ひきのアサギマダラを見かけ、 今日一寄って…

エゾリンドウ

8月の29日~31日まで休みをとることになっていたのだが、 28日の深夜、昭和通り沿いの京橋2丁目あたりで財布を落としたらしく、 警察には届け出は出したものの、 貴重品一切が入っていたので、 実に…2011年3月11日以来、 歩いて家に帰ることになった。 夜と…

サワギキョウ

入笠湿原まで戻り、 花の写真を撮っていなかったので横断しつつ撮影。 夏の入笠湿原と言うとこの花。 サワギキョウ。 オオマルハナバチがせっせと蜜を集めている。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/500 F4 ISO100 やはり、初日に4枚ア…

お花畑にて

ゴンドラリフトの山頂駅から入笠山の山頂に向かう道と 大阿原湿原へ向かう道の分岐あたりに、 お花畑がある。 冬の間そり滑りをしていた斜面だが、 この時期は植物が高く育ち、 花畑としてはぱっとしない。 しかし大阿原湿原側にはヨツバヒヨドリバナが群生…

色褪せたゴイシシジミ

入笠山は熊笹の多い山である。 見どころは八ヶ岳、花と蝶であるが、 それ以外は下草には笹が生えていることが多い。 そして笹にはこの蝶がいる。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/800 F4 ISO1600 一般的に蝶と言うと、幼虫は葉っぱを食…

八ヶ岳ビューポイント

14時15分ごろ撤退を決意し、 来た道を戻る。 大阿原湿原を抜け、首切清水を超えて、 八ヶ岳ビューポイントに至る。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited SS1/1000 F8 ISO100 やはり山頂付近は雲に覆われている… ここでだいたい15時くらい。 …

テイ沢ファイナル

テイ沢の写真を続けてしまったが、 これで最後にしよう… 今回使用した角型フィルターはこれである。 ハーフNDフィルターとNDフィルターが4枚づつついて お値段は驚異の3,000円台。 一般的なマイクロフォーサーズでよくある46mmフィルター径は、 ステップアッ…

フィルターを外すと

フィルターを外すとシャッタースピードは1/10秒程度であり、 渓流を撮影するにはもう少しシャッタースピードを落としたい。 一般的にコストでは丸型フィルターに劣る 角型フィルターを使用する利点は、 角型フィルターは、一部にだけフィルターの効果をかけ…

失敗作

今回はサンヨンと3本のレンズを持って行ったのだが、 サンヨンを除きフィルター径は49mmである。 しかしAPS-C用とは言え、 15mmのレンズに 49mmのフィルター径とこのコンパクトさは は無理があったためか、 周辺の画質は絞ってもあまり改善は見られない。 そ…

角型フィルター

明るい条件にシャッタースピードを落として撮影するには NDフィルターを使用するが、 今回は角型フィルターを持参した。 角型フィルターとは言え アマゾンで3,000円台で売っている安いやつだが。 光と影が入り混じっている状態では、 ハーフNDフィルターは使…

テイ沢にて

大阿原湿原の一番奥からテイ沢と言う川が流れ出ている。 苔むした美しい渓流で、 入笠山の中腹を入笠牧場経由で一周できるルートがあるのだが、 大阿原湿原最奥のテイ沢分岐に到達したのが13時。 この時期のゴンドラリフトの下りの最終が16時30分。 おまけに…

大阿原湿原

首切清水の先には入笠山第2の湿原… 大阿原湿原がある。 面積はおそらく入笠湿原を凌駕するが、 湿性の花がたくさん咲いているわけではなく、 また、ゴンドラリフトから山頂のルートを外れることもあり、 人は多くはない。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA 15m…

目玉

入笠湿原を抜けて、山頂の手前の花畑に着くが、 山頂には向かわず、首切清水方面に向かう。 両側に熊笹の生えるおもしろみのない舗装路だが 途中のマルバタケブキでクジャクチョウを見かけたのでパチリ。 背景がきれいではないが上に、ピンが甘いが、 目玉模…

夏の入笠湿原

かなり遠かったが、ひとまずアサギマダラの写真が撮れたことに満足し、 入笠湿原に向かう。 スズラン群生地の斜面を降り入笠湿原を縦断する。 湿原は植生を護るためか鹿よけのネットが張ってある。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited SS1/2…

終戦の日に寄せて

15日は、西の方で台風が横断し、 関東地方でもときおり激しい雨に見舞われた。 さて、この日は終戦の日であった。 小生は戦後の生まれだが、 徴兵された祖父は、 生前この日は贅沢はできないと語っていた。 一般に、あの戦争は、 軍部が勝手にはじめた戦争と…

入笠山より富士を望む

世間ではお盆休みだが、仕事があり出社、 気のせいか蝉や雀の声が聞こえない。 彼らもお盆休みで帰省したのかもしれない。 先日入笠山に担いでいったMaleroads MLS2310だが、 今回は通勤に使用してみた。 お盆期間中これにしようかと思ったが、 夏いっぱいこ…

クジャクチョウ

ゴンドラリフトから降りるとすぐ右手に八ヶ岳が見えるが、 正面が花畑になっており、 ヨツバヒヨドリバナ、マルバタケブキ、アザミ、マツムシソウなどが群生している。 アサギマダラをよく見かけるポイントなのだが、 姿が見えない。 クジャクチョウはたくさ…

ゴンドラリフトより八ヶ岳を望む

すずらんの里駅より1時間程度歩けば富士見パノラマリゾートに到着する。 富士見駅から無料送迎バスも出ているが10時発の1本しかない。 歩いていくなら富士見駅よりすずらんの里駅の方が道がわかりやすい気がする。 一度深夜に歩いたとき道を間違え、沢入登山…

山の日

8月11日は山の日と言うことで、 始発電車に乗り入笠山まで行ってきた。 前に来たときは一面雪景色で、難航した道もサクサク進むが、 標高が高い(すずらんの里駅で946.6mあるので高尾山よりずっと高い)とはいえそれなりに暑い。 しばらく進むとそば畑が見…

花火と屋形船

江戸川に浮かぶ屋形船と 花火を撮影する場合、 序盤のやや空が明るさが残るタイミングが良い気がする。 EOS 5D Mark III+EF24-105mm F4L IS USM(105mm) SS1.8ー F8 ISO100 最初の連発で派手に露出オーバーになったので、 どうしてもシャッタースピードは速め…

夜空を舞う巨大蝶

江戸川花火大会では 高いところに上がる花火と 低いところに上がる花火がある。 一般に花火は下から上に上がるので、 縦位置で撮影することが多いが 江戸川や屋形船も捨てがたい… 結局、これがゆえに中途半端な写真になったのは否めない。 やや、高いところ…

光跡は嘘をつかない

この日の撮影は終始西からの強風に悩まされた。 その強風は松戸や朝霞の会場では中止に追い込み 板橋を炎上させる程の強風であったのだが、 江戸川では中止にこそならなかったものの、 この撮影場所からは花火が東側に流され 江戸川を染める花火の撮影を表現…

染まる江戸川

はじまった… 開始直後、火力が集中し… いつもそうなのだが白飛びさせてしまう。 同時に花火下と彼岸の観客が浮かび上がり、 江戸川が染まる。 EOS 5D Mark III+EF24-105mm F4L IS USM(105mm) SS2.5 F8 ISO100 花火の写真としては失敗写真なのだが、 この日は…

屋形船

レンズ交換式カメラで花火の撮影をする場合、 三脚に据え、バルブモードにして、ケーブルレリーズを使用する。 練習がてら灯りがともりはじめたビルと屋形船を撮っていると、 遠く左手の方に花火が上がっていた。 EOS 5D Mark III+EF24-105mm F4L IS USM(105…

江戸川に陽は暮れて

花火の会場から少し離れた高台に陣取り、 花火がはじまるのを待つ。 花火を見るために江戸川には多くの船が出ていた。 会場はくの字に曲がったあたりでこのあたりが 江戸川が広く見える。 …しかし西から東にかなり強い風が吹いており、 花火は東側に流れるこ…

ラムダシューティングザック

8月5日江戸川花火大会に行ってきた。 カメラバッグはいつものようにラムダのシューティングザックを担いでいった。 中央に三脚、両サイドに大型のレンズポーチとマットを装備。 マットは疲れた時に横になるときに使用するので 小生はテン泊を想定していなく…

JPEGとRAW

レンズ交換式のカメラは写真を撮影する際 JPEGとRAWで保存できる。 一般的にすぐに見ることができるのがJPEGであり、 RAWは専用のソフトウェアで現像してやる必要があり、 また、RAWの形式はカメラメーカーごとに違ったりする。 元データがRAWであり、 機材…

サンヨン

300mm F4と言うレンズは、 小生は小さな野生動物を撮影するには最適なレンズと考えている。 程よい距離感で撮影でき、 背景は適度にボケ、 APS-Cであれば大きく写すことができ、 個人差はあるだろうが、ぎりぎり手持ちで撮影が可能な重量感である。 しかし、…

極楽蜻蛉

菅谷館からオオムラサキの森にかけて 実に多くのハグロトンボが生息していた。 今までハグロトンボは川沿いで撮影していたので、 森の中で遭遇するのは不思議な感じがする。 一方で春先に見かけたカワトンボはまったく見なかった。 PENTAX K-5IIs + smc PENT…

葉の上の賢者

小生はカメラバックはラムダのシューティングザックを使用している。 ラムダは山岳フォトグラファーが立ち上げたカメラバックブランドなのだが、 今月末を持って終業となるようだ。 残念なことである。 先日天牛と言う記事でウスバカミキリがへばりついてい…