月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

侵略者

菅谷館を見回っているとスーと蝶が飛んでいるのが見えた。 アサギマダラかと思ったらこいつだった。 オオムラサキの森じゃなくて、アカボシゴマダラの森に変えてやるアル。 オオムラサキはタテハチョウの最大種だけに、 非常に力強く飛翔するのだが、 この蝶…

ヒヨドリバナ

蝶が好む花と言うとこの花… ヒヨドリバナである。 アサギマダラの大好物であるが、 森の中にひっそり咲いている程度で数は多くない。 この公園にアサギマダラが来るかどうかは微妙かもしれない。 ヒメウラナミジャノメさん「好きなだけ撮って構わんよ」 PENT…

クサギに集まる黒いアゲハ

蝶の里公園と言うだけあり、 蝶が好む花が多数植えてあるのだが、 クサギもその一つである。 においが強いこの花が咲くと、 黒系のアゲハチョウが集まってくる。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/6400 F4 ISO1600 この日見かけたのはジ…

国蝶

朝早く出発したので、オオムラサキの森の樹液酒場にたどり着いたのは 7時半くらいであった。 その後周辺を見回って、8時くらいに戻ってみると 樹の根元のあたりでオオムラサキが吸蜜しているのを見かけた。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM…

王者無惨

日本に住む昆虫でもっとも強いのは カブトムシである。 硬い翅に覆われ、強固な脚を持ち、 特徴的な角で敵をすくい投げてしまう。 甲冑を纏った力士のようないでたちであり、 クワガタはカモであり、スズメバチも一目置く。 そんな絶対王者であるが… それは…

菅谷館ふたたび

高尾山で撮影できなかった昆虫のうち カワトンボが菅谷館にいたことを思い出し、 7月23日ふたたび訪れた。 入って間もなくこの子が歓迎してくれた。 PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/250 F4 ISO1600 ハグロトンボである。 さすがK-5IIs…

紫陽花二題

梅雨は開けいよいよ本格的に夏が来る。 しかし、ほぼ雨が降らなかったが あれは梅雨と言っていいものなのだろうか。 この国はすでに亜熱帯の気候になっているのではないか… エアコンの使用が推奨されるが、 そもそもエアコンにより得られる温度の低下よりも …

天牛

今回の高尾山…出来はともかくとして 花はまずまずだったが 目的はオオムラサキ、 ミヤマカワトンボ、ハグロトンボ、 あわよくばアサギマダラであった。 しかしなんと、これらすべての撮影ができなかった。 撮影できたのはお前だけかよ… Canon EOS 60D+Tamron…

蛇滝のイワタバコ

山頂付近でねばったものの オオムラサキは飛び去っただけで 写真は撮れなかった。 仕方がないので来た道を戻り、 蛇滝に降りる。 あまり知られていないがビアガーデンの脇から 裏高尾に降りるルートがある。 蛇滝は6号路の琵琶滝と並んで滝行の修業地である…

高尾のタマアジサイ

山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。 情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。 とかくに人の世は住みにくい。 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。 どこへ越しても住みにくいと悟った時、 詩が生れて、画が出来る。 漱…

レンゲショウマはいまだ咲かず…

高尾山のレンゲショウマは薬王院の愛染明王付近で見かける。 残念ながら花はこれからである。 おそろしく地味なつぼみ…オレでなきゃ見逃しちゃうね。 Canon EOS 60D+Tamron 52BB SS1/125 F2.5 ISO400 帰りにケーブルカー付近にある野草園では咲いてますとい…

ヤマユリと石碑

この時期の高尾山1号路と言うと ヤマユリである。 ケーブルカーの高尾山駅から薬王院にかけて多くの花が見られる。 花を撮るだけならどこでも撮れるが、 薬王院らしさを加えるために、 石碑と一緒に写してみた。 Canon EOS 60D+Tamron 52BB SS1/8000 F2.5 IS…

安禪不必須山水 滅却心頭火自涼

1号路は薬王院に続く表参道である。 参道はよく整備されており、 所々に売店や自販機も出ており、水を補給することもできる。 ただし、ペットボトル1本が中腹で190円、 山頂で210円する。 山門には多数風鈴が吊るされていて涼し気な音色を響かせていた。 高…

高尾に花を見に行くなら

高尾山に花を見に行くなら、 1号路である。 薬王院は紫陽花で有名な寺であり、 境内にヤマユリやレンゲショウマの花も咲く。 7月16日はまだギリ紫陽花が見れた。 Canon EOS 60D+Tamron 52BB SS1/800 F2.5 ISO400 ランキング参加中写真・カメラランキング参加…

高尾山山頂より富士を望む

リハビリのつもりで高尾山に登ってきた。 ケーブルカーが動くまで1時間くらいあったので、 1号路を歩くことにするが、信じられないくらい汗が出てきた。 やはり本調子ではないらしい… それでも薬王院に着くころには体調が回復してきた。 どうやら汗とともに…

酷暑の夏

7月2日…暑い日だった…。 蓮やチョウトンボの撮影を終え、 撤退を試みたのだが、 陽は高く登り、影は短くなっていた。 今思うとすでに体調は悪かったのだろう… OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH. SS1/2000 F5.6 ISO200 酷暑の中撮影に…

水元公園

1947年9月、アメリカの占領下の日本にカスリーン台風が襲来した。 各地で大雨をもたらしたが、利根川の堤防が決壊し、 東京から埼玉まで広範囲に洪水をもたらした。 水元公園付近は当時江戸川の河川敷であり、 徳川吉宗によってさくら堤がが築かれていたが、…

チョウトンボ

チョウトンボである。 神奈川で絶滅危惧種I類、東京でII類、千葉で準絶滅危惧種のトンボだが、 言うほど珍しくはない気もする。 美しいメタリックな光沢があるトンボだが 残念ながら今回の撮影では表現できていない。 また、飛び方にも特徴があり、優雅。 水…

猩々

猩々は酒飲みのサルの一種であるというが この名を冠する生き物は植物にショウジョウバカマ トンボにショウジョウトンボがいる。 (ハエもいる) 所謂赤トンボであるが、 ナツアカネ、アキアカネなどと比べて はるかに赤い色をしている。 いるところにはいる…

アカボシゴマダラ

先日幼虫の姿を写真に収めたアカボシゴマダラである。 幼虫の食草はエノキの葉であり、 成虫は樹液や熟して落ちた果実などに集まる。 在来種のオオムラサキが年1回、 ゴマダラチョウが年2~3回発生するのに対し、 年4回程度発生し、繁殖的に優位である。 ゴ…

蝉の聲

今年始めて蝉の聲を聞いたのは 6月25日の21世紀の森と広場でのことだったが 姿は見ることはできなかった。 水元公園では姿をとらえることができた。 初夏に現れるニイニイゼミである。 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + CM-AEF-MFT + EF300mm F4L IS USM + EXTEND…

EFレンズをマイクロフォーサーズで使う意義

オリンパスの300mmF4は値段が高い。 CM-AEF-MFTを使用するのはコスト的なメリットもあるが、 レンズの中央部のみを使うことで、 画面周辺部でも円ボケがゆがまないというメリットがある。 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + CM-AEF-MFT + EF300mm F4L IS USM + EXT…

厭離穢土欣求浄土

実はこの日の撮影のあと、家に帰ったところ、39度の熱が出てぶっ倒れていた。 翌日、熱さましを飲んで病院に行くとコロナである… 現在5類となりコロナの情報は国民の耳には以前ほど入らない。 しかし、医者曰くかなりヤバい状況とのこと。 そのかなりヤバい…

蓮とソフトフォーカス

小生は蓮を撮影する時、 花びらのグラデーションをいかに美しく表現するかを考えている。 その一つの到達点が、エクステンションチューブと大口径レンズのコンボなのだが、 ソフトフォーカスを試みたこともある。 しかし蓮はソフトフォーカスで撮影するのが…

外法輪

マクロレンズを使わずに被写体を大きく写す方法もある。 ひとつはクローズアップレンズを使用する方法、 もうひとつはエクステンションチューブを使う方法、 さらにリバースアダプターを使う方法などいろいろあるが、 今回はエクステンションチューブを使用…

マクロレンズ

小さな被写体を大きく写したいとき、 マクロレンズを使うのだが、 各メーカーで何種類か用意していることが多い。 一眼レフ時代のキヤノンは100mmと180mm、ハーフだが50mmのマクロがあり、 EF-Sには35mmと60mm。さらにMP-E 65mmと言う特殊レンズが存在した。…

圧縮効果

昨日の写真は28mm相当のレンズで撮影したものだが、 ハス池の広さは表現できても、 そんなには咲いていないという印象を受けたと思う。 花の密集感を表現するには 広角レンズよりも望遠レンズの方が有利である。 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + CM-AEF-MFT + EF…

水元公園のハス池

7月2日、水元公園まで出かけてきた。 21世紀の森と広場で撮影できなかった 蓮とチョウトンボ狙いである。 各地で蓮が原因不明の根絶をしてる中、 水元公園はその兆候は無いようだ。 カワセミカメラマンがいたので、 朝早くなら、蓮からダイブするカワセミの…

相性

昔から男の子はカブトムシやらクワガタやらが大好きなのだが、 どういうわけか小生はカミキリムシとの遭遇率が高かった。 イチジクの木にカミキリムシがいたので、 どうせキボシカミキリだろうと思ったのだが、 どうも違うようである。 OLYMPUS OM-D E-M5 Ma…

オリンパスにLレンズ

レンズ交換式カメラと言うのは、 一般的にはメーカーごとに互換性がない。 例外としては、フォーサーズ…オリンパス(OMシステム)とパナソニック、 Lマウントアライアンス…ライカとパナソニックとシグマ また、かつてはペンタックスもユニバーサルマウントを…