朝早く出発したので、オオムラサキの森の樹液酒場にたどり着いたのは
7時半くらいであった。
その後周辺を見回って、8時くらいに戻ってみると
樹の根元のあたりでオオムラサキが吸蜜しているのを見かけた。
PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/250 F4 ISO1600
翅はかなりスレている。
3枚ほど撮影したら飛び去ってしまい、
開翅の状態を撮ることはできなかったが、
飛び去り際に美しくて深い紫色が見えた。
オスである。
オオムラサキが翅を広げるのを撮影するチャンスは、
天敵が現れて威嚇する時と、
飛来して着地する時である。
なんとかそのシーンに遭遇できないかと、3時くらいまで粘ったが
オオムラサキが見られたのはこれっきり。
オオムラサキの森とは言え
確実に見られるスポットと言うわけではなさそうである。
また、この地は昆虫・植物の採集は禁止であり、
写真を撮るだけにとどめておこう。