月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

散った桜をソフトフォーカスで

このカメラを持ち出した理由が 散った桜をソフトフォーカスで撮影したいからだが 光源を入れてしまうと白飛びしてしまいなかなか難しい。 PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 28mm f/2.8 SS1/1.25 F6.3? ISO400 28mmと言うのは極めて使いやすい画角だ…

新川之跡石碑

新川は江戸時代の豪商、 河村瑞賢が開いたとされる運河だが 東京大空襲の際、 復興のためのがれき処理の一環で埋め立てられてしまった。 www.city.chuo.lg.jp 今となってはその存在は新川公園とこの石碑を残すのみになっている。 正面の桜の樹の左にある石碑…

ソフトフォーカスレンズで大川端リバーシティ21

ちょうど満開だろうか… お約束の大川端リバーシティ21と新川公園の桜並木 マニュアル露出なので絞りとシャッタースピードを変えて 何枚か撮っているのだがほぼソフトが消えたこの写真がよいように思える。 LUMIX G 20/F1.7 IIと比較して換算40mmと28mmなので…

ソフトフォーカスで夜の桜並木

4月8日…桜の花も落ちてきたので K-1 Mark IIを持ち出す。 広角のソフトフォーカスレンズで夜桜を撮影するためである。 PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 28mm f/2.8 SS1 F6.3? ISO400 昼の撮影では空が明るいので 広角のソフトフォーカスを使うのは…

瑞雲寺封印仏

曽我丘陵を降りてしばらく歩いたところに 龍珠山瑞雲寺と言う曹洞宗のお寺がある。 この寺も梅が美しいのだが 石仏の寺としても知られている。 この境内の一角に、一風変わった仏が鎮座している… PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/20…

梅と菜の花

曽我丘陵の道はほぼ舗装されている。 ゆえにハイキングと言ってもほぼ土の道を歩くことはない。 これは曽我梅林は観光のための梅林ではなく 農業として梅の実を収穫するための梅林であり、 曽我丘陵を縦横に走る道は収穫した梅や蜜柑を車に乗せて運ぶための…

山は青く花は萌えんと欲す

江碧鳥逾白 山青花欲然 今春看又過 何日是帰年 杜甫「絶句」 山青くとはこのような情景だろうか PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/200 F6.7? ISO100 里まで降りてくると、人工物はどうしても入ってしまう。 野焼きの煙が立ち上ってい…

曽我丘陵の梅

曽我丘陵の梅は低地の梅と比べて人工物が写り込みにくいのが利点だ。 PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/200 F6.7? ISO100 ソフトフォーカス風景に関して、 広角よりも望遠の方が使いやすいのは、 空が入りにくいと言うのもあるが、 …

曽我丘陵より富士に叢雲

電波塔より降りてきたところ 富士の姿が見えた。 PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/2000 F4 ISO100 しかし富士が見えたのはこの瞬間だけで 中河原梅林までたどり着いたころにはまた雲に隠れてしまったのであった… 土曜日は行徳野鳥…

曽我のうめじろ

曽我物語を読んだのはずいぶん昔の話で 君が代を踊っていたのしか記憶にないのだが 鎌倉殿の十三人にも出て来たらしい いや…テレビ全く見ないので… 兄は十郎弟は五郎 次郎がいるかどうかは記憶にない。 PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SD…

曽我丘陵の梅林

名高い両神の節分草が見ごろになったようだ。 kanko-ogano.jp 昨年は2月26日に出かけて少し早かった。 ここは節分草のほかにも蝋梅や 秩父地方にしか見られない赤っぽい福寿草などが見られ、 ちょっとしたハイキングのゴールには温泉もある。 天気予報を見る…

ブロードバンドルーターの故障とアイス工房裏のしだれ梅

ブロードバンドルーターがまたも故障した。 ACアダプターが熱くなり異常発熱して異臭がしたので おそらく半年前と同じでACアダプターがお亡くなりになったのだろう。 前に壊れた時に予備のルーターを買っており、 ルーターのデータもメモしておいたので マニ…

やけ食い

別所梅園の富士山が見えるスポットにたどり着くも 富士山は見えそうもなかったので ちょうどお店なども始まったので つきたてのお餅、梅ご飯、たこ焼き、そして小田原牧場アイス工房で やけ食いである PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 S…

FA SOFT 85mm F6.7

昨日までの写真…1段絞ってF6.7まで絞るとこうなる。 HDRまでかけるとやり過ぎな感じだったので ベルビアだけかけている。 ISO感度が高いとフィルム調を使用するとノイズが目立つようになることがあるが、 ISO100だと問題ないな… PENTAX K-1 Mark II + smc PE…

ブログ写真の加工③HDR

HDR…ハイダイナミックレンジである。 そもそも写真は人間の眼と比べて白飛びしやすく黒つぶれしやすい。 明るくないものを青空と一緒に撮影すると空が白くなってしまうことがあるが これはカメラの写せる範囲を超えてしまうから白く飛んでしまうのである。 …

ブログ写真の加工②ベルビア

ベルビアとは富士フィルムが販売していたリバーサルフィルムである。 忠実と言うよりも記憶色に重きを置いたフィルムであり、 もっぱらネイチャーフォトや風景写真を撮影するために使用された。 ベルビアはベルビア100/100Fと言う後継フィルムが出たが、 色…

ブログ写真の加工①撮って出し

小生は毎度RAW+JPEGで撮影しているのだが ブログにアップする写真は JPEGのデータをPhotoScape Xと言うアプリで加工している。 これは、はてなフォトライフの容量に1枚につき10MBの制限があるからで アップロードするのに10MB以下に容量を落とす必要がある…

梅の若木と挿し木?

まだ若い梅の木が生えているエリア… 無造作に枝がぶっさしてあるが これで生えてくるのだろうか… PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/200 F6.7? ISO100 このブログの画像はかなり大きめになっていて、 スマートフォンだと容易に拡大す…

ネコノメソウの群生

曽我の里の原梅園あたりでは ナズナとホトケノザに交じってネコノメソウの群生が見られる PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/80 F6.7? ISO100 ハナネコノメではなくネコノメソウ。 日本固有種だがあまり見かけない。 これを見るとハナ…

朽ちた古木と新しい命

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞむかしの 香ににほひける 紀貫之「古今集」 年年歳歳花相似 歳歳年年人不同 (年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず) 劉希夷「代悲白頭翁」一部 どちらも花との対比で人のはかなさを詠んだ歌であるが 今や、木の方…

ソフトフォーカスと天候条件

10日朝方到着時は、富士山が見えないどころか 雲も多く、日差しがなかなかなかった。 ソフトフォーカス風景は強いコントラストにより 印象的な写真に仕上げる技法なので 梅の花を光点として表現はできているが やや印象が薄くなるのは否めない。 里山でよく…

梅の里と富士

良い風景写真を撮るには事前の準備が重要であり 8割がた準備で決まると言っても過言ではない。 目標ヨシ!時期ヨシ!お天気ヨシ!機材の準備ヨシ! しかし、これらの条件をそろえても 月を撮りに行くとどこからか雲が沸いてきたり 花を撮りに行くと台風で壊…

曽我梅林2024

2月10日例により始発電車に乗り 曽我梅林に行ってきた。 下曽我駅から原梅林経由で別所梅林に向かい、 小田原牧場アイス工房の反対側から 見晴らしの良いところまで登ることができる。 PENTAX K-1 Mark II + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR 28mm S…

ネコと菜の花と富士山

1か月も続けてしまったが、吾妻山公園は今日で最後にしよう。 PENTAX K-1 Mark II + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR 105mm SS1/200 F16 ISO100 チャミちゃんと菜の花と富士山…全部入りである。 まぁ…富士山は背景に徹してもらって 手前にピントを…

富士山と菜の花のジレンマ

はてなブログのヘッダが新しくなったのだが 今まではブログアイコンをクリックし プルダウンメニューの一番上をクリックすることで 自ブログのトップページに飛べたのだが、 これができなくなり、 メニューボタンをクリックし アイコンかブログを管理かアカ…

PENTAXのソフトフォーカスレンズの適正な絞りは結局どれなのさ?

寒いと思ったら月曜日は夕方から雪が降るらしい。 さて、4日間にわたり絞りを半段づつ開いた同じ構図の写真をアップしたが パッと見縮小画像でもわかりやすいのはF4かF4.5だが 等倍で観賞するとわずかに滲むF6.7が美しい。 正直、正解がどれなのかはわからな…

FA SOFT 85mmにおける絞りによるソフト効果の違い…F4.0編

2月3日は予報通り良い天気だったが… …寝坊した… まぁ…そんなこともある… 1月7日の撮影があまりにもうまくいったので また富士山を撮りに行くモチベーションが上がらないと言うのもある。 (例年、この撮影で失敗し、悔しさをモチベーションに丘一つ越えた曽…

FA SOFT 85mmにおける絞りによるソフト効果の違い…F4.5編

さらに半段開いたF4.5 ここまでくるとかなり強烈なソフトがかかる。 奥の背景が少し暗めになっているところの 花が光の点のように表現されているところが好きだ。 PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/800 F4.5? ISO100 絞りを開けてシ…

FA SOFT 85mmにおける絞りによるソフト効果の違い…F5.6編

昨日の写真から半段開いたF5.6 だいぶソフトが目立つようになった。 PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/800 F5.6? ISO100 ほんとは露出を同じにするには 絞りを半段開いた分シャッタースピードを速くしなければならないのだが シャッ…

FA SOFT 85mmにおける絞りによるソフト効果の違い…F6.7編

FA SOFT 85mmはソフトフォーカスレンズである。 オートフォーカスができるソフトフォーカスレンズは このレンズと28mm、キャノンの135mmとミノルタの100mmしかないのだが キヤノン・ミノルタがほぼ絞り解放で使用するのが前提で ソフトフォーカスリングを…