HDR…ハイダイナミックレンジである。
そもそも写真は人間の眼と比べて白飛びしやすく黒つぶれしやすい。
明るくないものを青空と一緒に撮影すると空が白くなってしまうことがあるが
これはカメラの写せる範囲を超えてしまうから白く飛んでしまうのである。
これを避けるため、明かるすぎるところはハーフNDフィルターで光量を落とすのが
伝統的なテクニックであり、
最近のカメラでは明るく撮影した写真と暗く撮影した写真を複数枚カメラ内で合成する機能があったり、
スマホなどはAIが勝手に補正したりもする。
PhotoScape XのHDRはおそらく暗いところだけ明るさを持ち上げる機能だと思われ、
全体的に明るい感じに補正される。
PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/200 F4.5? ISO100
印象的な写真に仕上がることが多いが、
場合によっては立体感が失われてしまうこともあるので
あえて使わないこともある。
色の調整は他にもマジックカラーや
カラーやレベル、コントラストを自動で調整してくれる機能もある。
これらの作業は、純正の現像ソフトでもがんばればできるのだが、
往々にしてどこまで補正すればいいのかわからなくなるので
この手のお任せ機能のあるアプリの方が時短になる。
ブログを見ているともう少し調整すればきれいな写真になるのになぁ…
と言うものをしばしば見かけるので
PhotoScape Xと言うフリーのアプリで色味を変更する例を
3日間にわたって載せてみた。
加工した後保存するのだが、JPEG画質の所にあるJPEGプレビューをクリックすると
予測JPEGサイズと言うのが出てくるので、9.5MB以下になるように調整している。
ぎりぎりのサイズで保存すると、
はてなフォトライフにアップロードできないことがあるからだ。
小生が使用しているのでPhotoScape Xを紹介したが、
最近はインストール不要で、手振れ写真を補正したり
消しゴムマジック的な機能で
不要なものをきれいに消したりする機能を持つアプリもあるようだ。
自分にあったアプリを探してみるのもいいかもしれない。
まぁ…みんな使ってるのはPhotoshopなのだが。
GIMPじゃダメなんですか?
さて今日の音楽