曽我丘陵の道はほぼ舗装されている。
ゆえにハイキングと言ってもほぼ土の道を歩くことはない。
これは曽我梅林は観光のための梅林ではなく
農業として梅の実を収穫するための梅林であり、
曽我丘陵を縦横に走る道は収穫した梅や蜜柑を車に乗せて運ぶための農道だからである。
しかし、農業で梅を営む農家がいるからこそ
見事な梅が見れるわけで、その規模は年々減っているように思われる。
PENTAX K-1 Mark II + smc PENTAX-FA SOFT 85mm f/2.8 SS1/200 F6.7? ISO100
残ってほしい里山の風景だが…それを望むのは難かしいかもしれない。
もともと曽我の梅まつりは
曽我梅まつり実行委員会が中心になって開催していたのだが、
令和3年4月に解散。
以降、観光協会中心で開催されているのだが
原梅林で行われていた流鏑馬神事は休止中である。
かつて旅人は箱根を越えるため弁当を持って山道を歩いたが、
弁当に入れる梅干しをつくるために小田原近辺で梅の栽培が盛んになったと言う。
いまや徒歩で越えるのは駅伝くらいである。
うめごはんおいしかったなぁ…
今日の音楽