レンズ交換式カメラと言うのは、
一般的にはメーカーごとに互換性がない。
例外としては、フォーサーズ…オリンパス(OMシステム)とパナソニック、
また、かつてはペンタックスもユニバーサルマウントを目指していたが、
多くの場合、互換性を持たず、
また、同一メーカーであっても、
一眼レフとミラーレスは多くの場合互換性を持たない。
ゆえに、レンズ交換式カメラは、1つのシステムに集約するのが望ましい。
(このブログでは、EFマウント、Kマウント、SAマウント、マイクロフォーサーズマウント、Qマウントが登場しているが言語道断であろう)
しかし、レンズシステムの異なる機種のレンズを使えるようにするアイテムが存在する。
それがマウントアダプターである。
小生はEFマウントを最初に入手したのだが、
マウントアダプターによる互換性が高かったことが理由の一つであった。
当時は、何とか使えるようにする鉄の輪っかにすぎず、
オートフォーカスもオート絞りも利用できず、
絞り優先やマニュアルモードで使用できるだけであったが、
一眼レフのレンズをミラーレスのボディで使用できるようにするマウントアダプターは
オートフォーカスやオート絞り、手振れ補正まで有効になる高性能のものがある。
CM-AEF-MFTはそんな高性能のマウントアダプターの一つで、
キヤノンのEFレンズをマイクロフォーサーズで利用できるようにするマウントアダプターである。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + CM-AEF-MFT + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(400mm) SS1/500 F7.1 ISO200
ウチワヤンマである。
下の方には脱ぎ捨てられたヤゴの抜け殻が見える。
EFマウントのシステムを使うと、
ゴミが写りこむことが多い気がするのが甚だ不満だが、
この写真にも写りこんでいるように見える。
また、ボディを持って撮影しようとすると、
しばしば液晶がブラックアウトするので、
レンズを支えてやらねばならず、バランスも悪い。
しかし、手持ちのEFレンズでほぼ使用できたので、
EFマウントシステムのサブシステムとして、
今となってはボケが欲しい時だけフルサイズを使うとかか…
と言うのもありなのかもしれない。