山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて、画が出来る。
今日の写真は1号路を登りはじめた時に撮影した
タマアジサイの写真である。
コロナ後遺症と言うより薬の副作用と思われる症状で
登りはじめは本当にきつく
考え事をするどころではなかったのだが…
タマアジサイであるが、
帰りは蛇滝に降りようと思っていたので、
蛇滝でいくらでも撮れるだろうと思っていたのだが、
こちらではまだ花を見かけなかった。
Canon EOS 60D+EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4x II SS1/60 F5.6 ISO100
登りはじめた時の初期装備はサンヨンであった。
このレンズは最短撮影距離が1.5mであり、撮影倍率は0.24倍。
1.4倍テレコンを使うことで0.34倍。
EOSのAPS-Cなので1.6倍して、換算0.5倍強…
ハーフマクロのような使い方が可能であり、
蝶のように距離をとりたい被写体に高いパフォーマンスを発揮する。
オオムラサキは山頂付近以外では
オオムラサキシフトでこのレンズをつけていたのだが、
結局撮影できなかった。
サンヨンはペンタックスも所有しているのだが、
購入に二の足を踏んだのだ。