マクロレンズを使わずに被写体を大きく写す方法もある。
ひとつはクローズアップレンズを使用する方法、
もうひとつはエクステンションチューブを使う方法、
さらにリバースアダプターを使う方法などいろいろあるが、
今回はエクステンションチューブを使用した写真。
EF50mm F1.4 USMは最短撮影距離0.45m、最大撮影倍率0.15倍と
まったく寄れないレンズだが
エクステンションチューブを使えば寄ることができる。
Canon EOS 5D Mark III+KENKO EXTENTION TUBE 20mm+EF50mm F1.4 USM SS1/8000 F1.4 ISO100
寄れるようになったのと同時にとろけるようなボケ味を生み出す。
このボケ味はマクロレンズでも得られないものである。
ケンコーのエクステンションチューブは36mmと20mmと12mmのセットで、
重ねて使用することも可能だが、
合計で焦点距離までの長さまでしか使えない。
電子接点はついているので
オートフォーカスや絞りの変更は可能で、
レンズはついていないのでクローズアップレンズのような
画質の劣化は無い。
ただしこのリングを使用すると無限でピントが合わなくなったりする。