月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

PENTAX Qの謎の仕様

この日、ダイヤルに設定していたのは、

ハードモノクローム、極彩、ドラマチックアート、あでみやびであった。

本日の写真はあでみやび。

 

あでみやびはコントラストをやや高くした、艶やかな雰囲気の仕上がり

と言うことだが、ホワイトバランスは同じ蛍光灯(電球色)なはずなのだが、

色味がかなり黄色みが強い。

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PENTAX Q7+01 STANDARD PRIME SS3 F5.6 ISO100

スマートエフェクト:あでみやび

 

この黄色かぶりを避けるために

夜景の撮影はホワイトバランスを変更するのだが、

ひょっとしたらスマートエフェクト使用中は

AWB固定なのかもしれない…

 

PENTAX QJPEGとRAWを同時記録できる。

一般に写真のRAWデータは撮影時の生のデータだと思うのだが、

しかし、QのRAWデータにもスマートエフェクトが適用された状態で保存されている。

オリンパスはこの点、RAWはアートフィルター適用前のデータになっている。

また、付属ソフトのSILKYPIX Developer Studio 3.0 for PENTAXでは

PENTAX独自のスマートエフェクトを後付けで適用することはできなかった。

テイストでハードモノクロームと言うのがあったのだが、

どちらかと言えばオリンパスのラフモノクロームに近い感じになる。

 

PENTAX Q-S1のみ付属ソフトがDigital Camera Utility 4なのだが、

この機種はSILKYPIXで現像できず、

PENTAX Q、PENTAX Q10、PENTAX Q7はDigital Camera Utility 4で現像することができなかったが、

これはDigital Camera Utility 5でどちらも現像できるようになり、

また後付けでカスタムイメージの設定も可能になった。

古い機種でもDigital Camera Utility 5上では、里びの適用が出来るようになっている。

 

しかし、Digital Camera Utility 5はカメラ購入時、CDとして提供されるが、

最近のノートPCには光学ドライブはついていない。

しかし、オンラインからダウンロードできるのは

アップデーターのみでDigital Camera Utility 4からのアップデートはできない。

つまりPENTAXでDigital Camera Utility 5を使用したいのであれば、

光学ドライブが必須であり、

K-3かK-S1以降のPENTAXのCD付きのカメラを入手する必要がある。

小生はK-1mkIIを所持しているので使用できるのだが。