月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

魚眼の補正

昨日の写真…魚眼レンズで撮影したものだが、

これはこれでありだと思うが、

アプリで補正することができる。

 

今回使用したのはからあげ氏のuonomeと言うフリーソフト

昨日の写真…これ別の写真だが…同じく魚眼で撮ったのもこの通り。

20231010222203

PENTAX Q7+03 FISH-EYE SS6 F5.6 ISO100

 

若干、周辺画質が低下し、トリミングもされたが

魚眼レンズで撮影したとはだれも思うまい…

 

この写真は…たぶんドラマチックアートを使用していない

オートホワイトバランスの写真である。

色味は昨日と同じような感じで、

建物の明るさも同じような感じだが、

暗い部分がはっきりしない。

空に雲は見えないし、手前の木や建物も真っ暗である。

このように、明るいところから暗いところまでの写る範囲が狭いことを

ダイナミックレンジが狭いと言い、

逆に広いことを広いと言う。

不自然に広く合成したような写真はハイダイナミックレンジ(HDR)と言う。

ダイナミックレンジは一般にセンサーが大きいほど広い傾向がある。

 

Qのような豆粒センサーやフォーサーズの場合、

どうしてもダイナミックレンジの広さで不利なので、

アプリで加工するか、HDR処理を行い明るさを補いたくなる。

それをAIが…湾曲補正を含めて自動でやってくれるのが

スマートフォンの絵であると言えるが、

多くの人には魚が天然か養殖か分からないのと同様に、

それが加工されたものかそうでないのか区別がつかない。

つかない以上はスマートフォンで十分と言うことになる。

 

例えセンサーサイズが小さくても

同等のスペックであれば

レンズ交換式とはいえQのレンズくらいの大きさになるはずだが、

スマートフォンのレンズをあのサイズに納めるには

何を犠牲にし、

それを補うためにどれほどの加工をしているのだろうか。

 

もっともミラーレスの写真も補正された写真が出力されている。

一眼レフも湾曲補正は搭載されているし、

ノイズリダクションもかかっているが、

これは加工ではないのか?と言うのはまぁ置いておくとして。