前述したように、本来月と雲を同時に撮影するのは難しい。
月の明るさに合わせると、雲は暗すぎて写らず、
逆に雲に明るさを合わせると、月は明るすぎ白飛びしてしまう。
それを避けるには、オリンパスのドラマチックトーンのように
なんちゃってHDRのエフェクトを使用する方法で撮影しているのだが、
身もふたもないことを言うと、
月に露出を合わせた写真と
雲に露出を合わせた写真を合成しても
似たような効果を得ることができる。
しかし、雲は刻一刻と形を変えているので、
1枚の写真から生成できるドラマチックトーンはやはり便利である。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm(175mm) SS0.77 F5.6 ISO100
ドラマチックトーン ホワイトバランス:蛍光灯 露出補正-3
ホワイトバランスなんぞ現像時変更できるのだが、
つい、変更して撮影をしてしまう。
マイクロフォーサーズやPENTAX Qはセンサーサイズが小さいので、
コンパクトなレンズを使用しても写真上のサイズが大きくなり、
マイクロフォーサーズの場合、面積比でフルサイズの2倍、
PENTAX Q7の場合4.6倍、
PENTAX Qの場合5.5倍にもなる。
まぁ…Qは今となってはiPhoneよりもセンサーが小さいのだが。