ミラーレスはマイクロフォーサーズしか持っていないので、
他のメーカーが実際どうなのかわからないし興味もないのだが、
マイクロフォーサーズに関して言えば、
ソフトウエアで補正できる収差はソフトウェアで補正しようと言う哲学のようだ。
フルサイズの一眼レフのレンズは、多くの場合、フィルムカメラとも共用するものであった。
当然、フィルムの一眼レフではソフトウエアで補正などできないので、
湾曲収差なども光学的につぶす必要があった。
そのためこれを徹底的にやるとなると、巨大で重く、値段も高いレンズが出来上がる。
一方で、ミラーレスの場合、ソフトウェアでの補正を前提としているのであれば
その分コンパクトで軽量なレンズがリーズナブルな価格で実現できるはずである。
もし、値段が大して変わらないのであれば、それはステレス値上げと言える。
補正前提のレンズの到達点はスマホカメラであろう。
さて昨日の写真のRAW画像である。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH. SS1/1250 F5.6 ISO200
一番目立つのは空の色である。
ドラマチックではないが普通の青空である。
エッフェル塔はかろうじて東京タワーに見える。
光線が良くなかった。
コンパクトなレンズだけに横断歩道などは湾曲が見られる。
緑の表現や横断歩道のコントラストは、
やはりドラマチックトーンの方が目を引く写りになっっている。
真を写しているかどうかは別として。