いにしへの歌どもに、花は盛りなる、月はくまなきを見たるよりも、 花のもとには風をかこち、月の夜は雲をいとひ、 あるは待ち惜しむ心づくしをよめるぞ多くて、 心深きもことにさる歌に多かるは、 みな花は盛りをのどかに見まほしく、 月はくまなからんこと…
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