実のところソフトフォーカスレンズでなくとも
ソフトフォーカスの写真を撮ることはできる。
寒い日にカメラのレンズに息をかけるとレンズが曇るが
その状態で写真を撮るとソフトフォーカスに近い効果が得られる。
もちろんスマートフォンでもできるはず。
ピントが合ってシャッターが切れればだが。
ソフトフォーカスは光をにじませ、幻想的な表現ができるが、
使いこなすのはなかなか難しい。
本日の写真。
Canon EOS 5D Mark III+Kenko MC SOFT 35mm F4 SS8 F8 ISO100
Kenko MC SOFTは3種類あったが、これはもっとも広角の35mm。
描写傾向としてはKyohara Softに似ており、
マニュアルフォーカスレンズで絞り開放ではソフトが強く
絞るほどソフトが弱まるタイプ。
今回も絞りはうろ覚え…
拡大すればわかる程度に、少しソフトを残した写真。
このレンズも絞れば光芒が出て、ソフトだとにじみに消されてしまうが、
光芒とにじみを両方残している。