2月26日、セツブンソウ園へのバスを待つ間、
他の旅行者と撮影地の情報交換をしていたが、
日影沢のハナネコノメが壊滅したという話を聞いた。
いてもたってもいられず翌週の3月4日に訪問してみた。
JR高尾から小仏行きのバスに乗り、
日影で降りる。
日影沢を覗いてみると、
ハナネコノメの群生地に続いていた木道が通行できなくなっている。
どのみち朝早くは光が入らないため、
木下沢林道を登ることにする。
前に景信山への分岐あたりでも
小規模ながら咲いているのを見かけた記憶があったのだ。
木下沢林道の入り口は木下沢梅園があるのだが、
反対側の丘はなにやら工事中の様子。
かつてこの丘で黒化ウスバシロチョウの撮影をしたものだが、
この様子では期待はできそうもない。
林道を登って行くと妙に車の跡が多いことに気づく…
景信山の分岐の手前あたりで盛大に工事中であった。
景信山の分岐で沢に降りてみるも、
ハナネコノメは見つからず。
たまたま景信山から降りてきたハイカーに話を聞いたところ、
案内してくれることとなり、
先ほどの工事現場付近で咲いている場所を教えていただいた。
Canon EOS 5D Mark III+EF100mm F2.8Lマクロ IS USM SS1/125 F2.8 ISO800
残念ながらここのハナネコノメは花粉嚢が赤くない。
さらに聞いたところでは、日影沢も全滅したわけではなく、
わずかに残っているとのこと。
礼を言って別れ、
しばし撮影ののち来た道を引き返すことにした。