月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

黄金の国

我が国はかつて黄金の国ジパングと呼ばれていた。

金が豊富にとれたからだが、

これは火山大国であるということも意味する。

地中のマグマが噴き出し、

ゆっくりと冷やされると、

成分ごとに大きな結晶が構築されるのだ。

 

さて、本日の写真…

採集日:2019年5月1日

採集地:河津町縄地

金鉱石である。

20230908024630

OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro SS1/25 F8 ISO200

オート深度合成 10枚コンポジット

 

石英脈の黒いところに1mmに満たないエレクトラムが点在している。

海岸の転石だったがなかなか品位が高い。

在りし日の縄地金山が偲ばれる。

 

金はさびない金属なので、いつ見ても輝きを失わず

美しい。

 

一方で白い石英の穴には

ごく小さい水晶が密集している。