我が国はかつて黄金の国ジパングと呼ばれていた。
金が豊富にとれたからだが、
これは火山大国であるということも意味する。
地中のマグマが噴き出し、
ゆっくりと冷やされると、
成分ごとに大きな結晶が構築されるのだ。
さて、本日の写真…
採集日:2019年5月1日
採集地:河津町縄地
金鉱石である。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro SS1/25 F8 ISO200
オート深度合成 10枚コンポジット
石英脈の黒いところに1mmに満たないエレクトラムが点在している。
海岸の転石だったがなかなか品位が高い。
在りし日の縄地金山が偲ばれる。
金はさびない金属なので、いつ見ても輝きを失わず
美しい。
一方で白い石英の穴には
ごく小さい水晶が密集している。