三つ峠の山頂ほど近く、
三つ峠山荘と言う山小屋があるが、
ここにたどり着いたのは12時半近かった。
だいたい三つ峠登山口から1時間半もあればつくことになっているのだが
2時間以上かかっている…
ここは展望で有名だが、
手前の山は注文通りに雪化粧していたが、
無情にも富士には雲がかかり、天使の梯子が降り注いでいた。
SIGMA SD1 Merrill+18-35mm F1.8 DC HSMM(18 mm) SS1/160 F11 ISO100
井伏鱒二と太宰治が登った時も霧が出て何も見えなかったという…
井伏と言うと故郷である広島の福山に以下のような詩が記されている
このさかづきを うけてくれ
どうぞなみなみ つがしておくれ
はなにあらしのたとへも あるぞ
さよならだけが人生だ
このブログの題名の半分はここからとっている。
人生思うようにいかないものである。
さて、2月5日に春近しと歩いてきたのだが、
三つ峠山荘さんのインスタを見ると
その5日後の10日に大雪に見舞われ、場所により30センチの積雪で
バスは三つ峠登山口まですら入れず、
アイゼンが必須になっているとのこと。
それを考えると雪が少なく登りやすかっただけマシだったのだろうか…
いつの日かまた雪の積もったタイミングで挑戦し、
今度こそ富士を拝みたいものである。