里見公園は元城だっただけのことはあり、
やや高台にあるのだが、
ここから降りた駐車場の北側から
旧坂川と江戸川の合流地点沿いに柵があり、
この柵付近にフジバカマが自生している。
フジバカマと言えば秋の七草であるが、
今となっては貴重であり、
千葉県内でも自生している場所は数か所しかないと言う。
アサギマダラが好む花であるため、
わざわざアサギマダラを呼ぶためにこの花を植える地域もあるようだ。
しかしここでは自生にこだわりがあるようで、
他の雑草に圧されてしまい、
点在といった感じになっている。
PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/250 F4 ISO100
暑いこともあり、この密度ではアサギマダラを呼べるか微妙な感じだったが、
それでも、すーと飛んでいくアサギマダラを2回ほど見たように思う。
この蝶はアオスジアゲハだが…
まだ咲いていない花も多く、
来週くらいがピークになりそうだが、
アサギマダラに関しては運しだい。
アサギマダラが狙いであるのなら、
夏の高原に出かけるのが確実であろう。
また、西側に樹木が茂っているので
撮影は午前中が勝負になる。