昨日都内ではまだ緑の紅葉もあると書いたが、
今週でもまだなものはこんな感じである。
まったく色づいていないのもあれば、終わってしまったものもあるのだが。
マイクロフォーサーズでもちゃんと撮ればこの程度には撮れる。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro SS1/1250 F3.5 ISO200
この2つの記事は現時点で1ポイント差(!)で秋燃えるのスターの方が多いようだ。
小生のソフトフォーカスの表現は
光をにじませることで生命力の輝きを表現することにあるのだが
プロソフトン (B) はやりすぎと感じる人が多いということだろうか。
…フィルター無しがあればもしかしたら優勝したりして…
フィルターは日本ではケンコーとマルミが2大メーカーだと思うが
何度も言っている通り、ケンコーはマイクロフォーサーズ標準の46mm径からは撤退してしまった。
フォギー、プロソフトン、ソフトンスペック、ブラックミスト、ノスタルジートーン、デュート
と言うラインナップになっていて効果はそれぞれ異なる。
プロソフトン (A)は星景写真の定番でもあり、
これを使うことで星の光を滲ませ強調することがある種のセオリーになっている。
最近はハーフプロソフトンやプロソフトンクリアと言った派生商品も登場している。
一方のマルミはフォギーソフト、ソフトファンタジー、レトロソフト、ポートレートソフト
と言うラインナップである。
ソフトファンタジーはプロソフトン (A)
ソフトファンタジーIIはプロソフトン (B) に近いが
一般にマルミのソフトフィルターは星景には向かないと言われる。
ソフトフィルターを1枚だけ試すならプロソフトン (A) でしょうな…
フィルター径が共通のレンズが多いほど、
1枚のフィルターでいろいろなレンズで遊ぶことができる。
ケンコーの説明には焦点距離が長いほど効果が強くなりF値では変わらないとある。
…そうだったん?てっきりボケに比例するものと思ってた。
一般にF2.8通しのズームレンズ3点セットを大三元、
F4通しのズームレンズ3点セットを小三元と言うが、
この組み合わせはフィルター系はそろわない。
EF16-35mm F4L IS USM、EF24-105mm F4L IS USM、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMのシステムは
14mmから400mmまでシームレスにつながり
フィルター径がすべて77mmなので美しい。
かつてはキヤノンは58mmのフィルター径のレンズが多く、
PENTAXは49mmのフィルター径のレンズが多かった。
システムのフィルター径は統一できればそれに越したことはない。
もっとも、風景を極めようとすると最終的には角形フィルターを考えることになるのだが。