望遠レンズを使用するとピントが浅くなるので
より絞り込んで使うか、
いっそ前景の菜の花はぼかして使うかすることになるが
これは後者。
しかし、蝋梅とか金縷梅や三椏と言われても納得してしまうような写真だし、
菜の花があって富士山が見えればここでなくとも撮れる写真である。
中途半端に絞らず、絞り開放にしたのだが
レンズ自体が暗いのでしかたがないのだが
もう少しボケて欲しいところだ。
Canon EOS 5D Mark III+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(227mm) SS1/1600 F5 ISO100
F4通しの小三元が名高いが、
小生は広角ズームレンズは1世代古い大三元であるEF16-35mm F2.8L II USM
標準レンズも1世代古い小三元であるEF24-105mm F4L IS USMを、
望遠レンズはこのEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを使用している。
一時、大三元をそろえようとしたこともあるのだが
基本、公共の交通機関と足で移動する小生の撮影スタイルには重すぎたのである。
当時、EF24-70mm F2.8L USMは重さが950gもあった。
このレンズはII型になり805gに軽量化されたが、
ミラーレス用のRF24-70mm F2.8 L IS USMは900gになった。
一方でEF24-105mm F4L IS USMは670gである。
こちらはII型で795gになってしまい、
ミラーレス用のRF24-105mm F4 L IS USMは700gである。
EF16-35mm F2.8L II USMも640gだが
III型で790gになってしまい、
ミラーレス用のRF15-35mm F2.8 L IS USMは840gである。
実はより焦点距離が重ならないREF11-24mm F4L USMも検討したがこれは1,180gもある。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは1,570g。
ミラーレス用のRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMは1,370gである。
ミラーレスは広角の設計に有利なシステムなのだが、
ここにきて望遠レンズの進化はすごい。
EF70-200mm F2.8L IS III USMは1,480g、
EF70-200mm F4L IS II USMは780gだが
当時EF300mm F4L IS USM(1,190g)を多用していたので
焦点距離が足りないことはわかっていた。
往々にして重いレンズの方が高性能で高画質なのだが、
相応の筋肉が無いと使いこなせない。
筋肉は裏切らないのである。