月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

星の降る夜

現在、一眼レフの時代は終わり、ミラーレスの時代になっていることは間違いない。

となると、問題になるのはこの一眼レフはいつまで使えるのだろうか…

と言うことだ。

 

おそらく、ペンタックス以外のメーカーは、

今後、一眼レフを出すことはまずないと思われる。

ゆえに長期的視野に立つと、

光学ファインダーでの撮影にこだわるのであればペンタックスは悪い選択ではない…

(撤退しなければだが…)

 

しかし、ペンタックスで困るのはレンズが無いことだ。

K-1で広角と言うと、

HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRと言うレンズがあるが、

これと同等品はEFマウントでなら中古で半額程度で購入できる。

おそらく他のメーカーのレンズは今後状態は悪くなっていくのだろうが、

今現在は、ミラーレスへの乗り換え需要もあり、

中古市場は潤沢と言える。

 

シグマ、タムロントキナーと言ったメーカーも、

Kマントを製造しなくなって久しい。

このような状況なのに50mmだけは純正で4種類ある。

 

さて…今回の撮影で活躍したレンズは

SAMYANG 24mm F1.4 ED AS IF UMCである。

SAMYANGと言うと海外メーカーながら

国内メーカーが撤退する中

Kマウントを製造し続けた猛者である。

 

最近はAFレンズも造っているようだが、

マニュアルフォーカスでスペックの割に安く、

サジタルコマフレアを良好に補正し、星景に向く…と言われる。

 

しかし、やはり24mmは狭いし、中央はピントが合っているが

周辺はボケている。

20230619233615

PENTAX K-1 Mark II + SAMYANG 24mm F1.4 ED AS IF UMC SS10 F1.4 ISO3200

 

せっかくK-1を使っているので少し絞って

アストロトレーサーを試せばよかったかもしれない。

ホタルも含めてマニュアル露光で撮影したが、

露光時間が長い方が流れ星が写る可能性は高くなるだろう。

とは言え、このカットだけで複数の流れ星が写っている。

この日は流れ星の多い夜だったのだ。

 

本日の一曲

youtu.be

 

この時点で3時を回っており浜で野営することにした。

普段は野営すると朝日とともに目が覚めるが、

目覚めた時にはすでに陽は上っていた。