前に日本の暦は太陽暦移行により
1か月遅くなると言う話をしたが
こと節分に関してはそうでもないようで…
そもそも一年は立春、立夏、立秋、立冬を境に4つの季節に分かれ、
それぞれの前日を節分と言い、
特に旧暦では立春を正月としたので、立春の前日の節分は年の節分でもあった。
つまり本来節分は恵方巻ではなくそばを食べる日であった。
さてその節分を定める立春は二十四季節の一つで、
太陽黄経が315度の時であり…
日本も中国も立春の日はほぼ同じになると言うことになる。
ではなぜ、セツブンソウの開花が節分と大きな開きがあるのか…
それは関東地方がセツブンソウの自生の北限だからで
西の方ではもっと早く咲くらしい…
いやー関東に住んでいるとついつい関東中心に考えてしまう。
ソメイヨシノなんかは東京が早いのだが…
さて本題の変異セツブンソウ
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 SS1/640 F5.6 ISO200
セツブンソウも花びらに見えるものは実は花びらではなかったりするのだが、
これは普通5枚だが、八重咲に変異したパターン。
黄色が蜜線でやはりやや遅かったか紫の胞子嚢が一部はじけており、
めしべの数も多いような気がする。
こういうのを探すのもセツブンソウの楽しみの一つである。
さて、ちょっと文房具の話。
セーラー万年筆がふでDEまんねんと言う万年筆を販売しているのだが、
このペンを使うと筆文字のような字が書ける。
しかし、通常使うには文字が大きくなりがちであり、
もう少し小さな文字を書けるものを探したところ
中国の美工筆にたどり着いた。
今日は音楽の代わりにこの動画を紹介する。
この美工筆はアマゾンで黒き森万年筆と言う名前で
2000円くらいで売られているのだが、
特殊ペン先の美工筆はトメハネが決まって美しい字が書ける。
値段も相まってまさに新世界である。
まぁ中華万年筆の常で、数日ほっとくとすぐに乾燥して書けなくなるので
毎日使ってやる必要があるのだが。
何故動画が中国なのかというと…
…日本人の文具系ユーチューバーの動画って
よくこの程度で動画公開する気になったな…という字を書いてるのが多いので…
え?お前もたいしてうまくないのに写真ブログをやってるではないかって?
こいつは1本とられましたな。