カメラライターの北村智史がかつてこうツイートした。
ダメなところを認めないのがニコンユーザー、
ダメなところを回避して使うのがキヤノンユーザー、
ダメなところに気づきもしないソニーユーザー、
ダメなところを愛してしまうペ(ry
これに対して小生はこういう警句をつくった。
新しいものをつくるのがソニー
欲しいものをつくるのがニコン
売れるものをつくるのがキヤノン
つくりたいものをつくるのがペンタックス
PENTAX 17が発表されたが
久しぶりにつくりたいものをつくるペンタックスの真髄を見た気がした。
本来つくりたいものをつくるのがものづくりで
それをつくるために出資を募るのが投資であった。
投資者はそれはおもしろい。社会の役に立つ、痛快だなど
様々な理由で投資を行ったものだ。
しかし、ミルトン・フリードマンら新自由主義者が企業の目的は
企業の価値を増やすことであると一方的に規定して以来、
投資はただの金もうけのための手段となり
つくりたいものをつくるとはいかなくなった。
その結果、アホな企画は商品化する前に頓挫してしまい、
市場は多様性を失い魅力に乏しいものとなっていった…はずであった。
はずであったのだが…
これはダイナマイトを抱えて購入を迫っているに近い。
ペンタックスを吹っ飛ばしたくなければえり好みせずに出たものを買え。
何なんだこの状況は…(困惑)
スペックをざっと見た感想は思ったより大きいと言うことだった。
約127.0mm(幅)×78.0mm(高)×52.0mm(厚)(突起部を除く)
見た目的に現在によみがえったオリンパスペン(フイルム)と言った感じだが
ペンのサイズは約108mm(幅)×68mm(高)×39mm(厚)とかなり小さい。
リコーオートハーフSが約89mm(幅)×67mm(高)×34.5mm(厚)
コニカC35 FLASH MATICが約112mm(幅)×70mm(高)×52mm(厚)
リコー GR1が約117mm(幅)×61mm(高)×26.5mm(厚)
…これGRをハーフにして復刻するんじゃダメだったんか…
オリンパスペンが1959年発売で定価6,000円
PENTAX 17が2024年発売で希望小売価格107,000円
すべてインフレメガネが悪い。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 20/F1.7 II SS1/4 F1.7 ISO200
今日のお題。コニカC35 FLASH MATICとPENTAX Q7である。
PENTAX 17はこのコニカC35 FLASH MATICよりもわずかに大きい。
この当時、Rollei 35が登場し、
フルサイズの小型化が進みこの機種はジャーニーコニカと言う愛称で呼ばれた。
PENTAX Qと比較するならRollei 35かauto110かもしれないが
残念ながらどちらも所持していない。
110フイルムは2009年に富士フィルムが販売を終了してしまい、
今ではロモがほそぼそと販売しているが、現像できる場所も限られる。
フイルムカメラが使用できるのも
フイルムが入手可能で現像できるまでと言える。
ゼロックスと別れた富士フイルムがリコーと組むことはありうるのか…
コニカミノルタと組みそうだが…
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