都市の夜桜が続いてしまったが、
とかくに人の世は住みにくい。
翠なす山河に憩いを求めて
4月1日、篠原の里へ出かけるべく、電車を乗り継ぎ…
…途中人身事故で電車が来なかったりしたが…
8時前には高尾から一駅先の相模湖に到着した。
この時期、この駅ではツバメが飛んでいるのを見かけたものだが、
姿を見ない。
地上の星がどこにいるのかを教えてくれるものはいなくなってしまった。
バスを待っている人は石老山経由で石砂山に向かうという。
小生も昔そのルートを歩いたことがあるが、
結構つらいので、相模湖プレジャーフォレストから県道517号線を歩くことにする。
篠原の里に行くにはこのルートと、
藤野駅からやまなみ温泉までバスに乗り、
県道517号線を徒歩と言うルートが一般的で、
近年ではデマンドタクシーと言うのが運行しているらしいのだが、
予約がいっぱいでなかなか利用できないらしい。
なお駐車場はあるため、マイカーを使えば簡単に来ることができるが
小生は基本公共の交通と自分の足で移動することを旨としている。
バスを降り、小鳥のさえずりや、斜面に咲く植物を観察しながら、
小一時間も歩けば篠原の集落にたどり着く。
PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited SS1/250 F8 ISO200
マイクロフォーサーズほどではないが、コンパクトにまとめることができる。
撮りたいものが決まっているならこれで十分な気がしないでもない。
例年、篠原の里は都市部と比べて桜の開花は1週間くらい遅れるのだが、
今年はすでに散りはじめていた。