月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

絶望の未来

可搬性はカメラにおいて重要な要素である。

現状もっとも可搬性に優れるのは言うまでもなく

スマートフォンのカメラである。

 

今となっては老若男女に必須と言えるスマートフォンと統合されているのがミソで

スマートフォンの質量に対してカメラ単体の質量はゼロであると言える。

一方で、カメラマンも撮影に行くのにスマートフォンはだいたい持っていくので、

どんなにコンパクトにシステムをまとめてもプラスαの質量は発生する。

 

現時点でのスマートフォンの弱点は

望遠の弱さと、ズームがいまいちな点で、

これらも改善されていくのだろう。

画質は機種によるが、AIでどうとでもなるようになってきている。

 

そもそも論を言うと、ここまでみんながみんな、

特にスキルも必要なく

誰もがもっているスマートフォン

いわゆるいい写真を撮れるようになってしまうと、

わざわざ有名な撮影地に出かけて

どこかで見たことあるような写真を撮って帰ることに

意味などあるのだろうかと思えてくる。

写真もいくら撮りためたとしても

WEBにアップしているもの以外は最終的には処分されてしまうのだろう。

WEBにアップしたものもいつまで保存されるのかはわからない。

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OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH. SS8 F5.6 ISO200

 

換算28mmの風景写真はスマートフォンも得意とする分野である。

よろしい。

それではスマートフォンでは撮れない濃ゆい写真を撮ろうじゃないか。

 

まぁスマートフォンでもこの程度は撮れるのかもしれないが。

 

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