月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

三つ峠より甲府方面を望む

レンズを広角レンズにつけかえ、

甲府方面を撮影する。

電波塔が連なっており、

遠くに南アルプスも見える。

左の鎖がラストスパートの登りである。

20230225074649

SIGMA SD1 Merrill+8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(8 mm) SS1/125 F11 ISO100

 

今回の撮影ではSD1 Merrillを持ち込んだのだが、

正直、失敗だった。

まず寒くてバッテリーが持たず、三つ持ち込んだバッテリーを胸ポケット入れて温め、

かわるがわる使うことになった。

このカメラのバッテリーはα-7 DIGITALK10Dで使われていた

NP-400やD-LI50の同等品BP-22である。

 

そして、このレンズにつけかえたところ、

広角側ではオートフォーカスが認識されない…

また信用できない

仕方がないのでマニュアルフォーカスで撮影している。

 

また、センサーのゴミ取り機能もなく、

ライブビューも使えず、ISO100しか使う気になれないがボディ側に手振れ補正もない。

Foveonなので原理的に偽色は発生しないが

倍率色収差はばっちり出る。

 

いつの時代のカメラかと思うレベルだが

それでもこのカメラが大好きだ。

 

CP+でシグマの社長が、

次世代のFoveonは難航しているが来年のリリースを目指したいと語ったという。

一時は白紙となりベイヤ―機が発売されるなど、

開発の継続が危ぶまれたが、断念されていないようで何より。

センサーも個性がなければおもしろくないのである。