レンズを広角レンズにつけかえ、
甲府方面を撮影する。
電波塔が連なっており、
遠くに南アルプスも見える。
左の鎖がラストスパートの登りである。
SIGMA SD1 Merrill+8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(8 mm) SS1/125 F11 ISO100
今回の撮影ではSD1 Merrillを持ち込んだのだが、
正直、失敗だった。
まず寒くてバッテリーが持たず、三つ持ち込んだバッテリーを胸ポケット入れて温め、
かわるがわる使うことになった。
このカメラのバッテリーはα-7 DIGITALやK10Dで使われていた
NP-400やD-LI50の同等品BP-22である。
そして、このレンズにつけかえたところ、
広角側ではオートフォーカスが認識されない…
また信用できない
仕方がないのでマニュアルフォーカスで撮影している。
また、センサーのゴミ取り機能もなく、
ライブビューも使えず、ISO100しか使う気になれないがボディ側に手振れ補正もない。
Foveonなので原理的に偽色は発生しないが
倍率色収差はばっちり出る。
いつの時代のカメラかと思うレベルだが
それでもこのカメラが大好きだ。
CP+でシグマの社長が、
次世代のFoveonは難航しているが来年のリリースを目指したいと語ったという。
一時は白紙となりベイヤ―機が発売されるなど、
開発の継続が危ぶまれたが、断念されていないようで何より。
センサーも個性がなければおもしろくないのである。