昆虫の写真だったからか
アクセスが半減してしまった。
…う~ん、ミヤマセセリかわいいヤツなのに…
さてポオトレヰト…ポートレートは
一般に人物を撮影する技法である。
背景をボカして主題を強調する撮影法であり、
スマートフォンがどちらかと言うと苦手な
カメラを持ち出す動機になる表現法であるが、
人物に限らず、花や鳥などにも応用できる。
PENTAX K-5IIs + smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM SS1/800 F4 ISO200
石砂山登山口前のトイレの前に咲いていた八重桜だが…
ボカしてしまえばどうということもない。
やり方は
①明るいレンズを絞らずに
②なるべく望遠で
③できるだけ寄って撮り
④背景と主役に距離を置く
⑤センサーは大きい方が有利
すべての条件がそろう必要は無くできる限り条件を揃えれば
それなりにボケるもので、
④に関しては上から下に撮り下ろすのではなく、
横から寄って撮るだけでもだいぶ違う。
これは望遠レンズや寄れるレンズをお持ちの方は、
ぜひ試していただきたいテクニックであり、
背景に木漏れ日や水面の反射などを持ってくれば、
円ボケもつくれたりする。
大雑把に言って同じ距離で撮影したボケの量は、
300mm F4の有効径は75mmなので、
135mm F1.8や105mm F1.4に匹敵し、
50mm F1.4(35.7mm)の2倍以上である。
どちらがボケが多いのかを考えるうえで知っておいて損は無いだろう。
ボケの質まで求めるとまた難しい話になるのだが。