公孫樹の黄葉は陽がよくあたる街路樹の方が
黄色くなるのが早いような気がする。
毎年思うのだが。
日比谷濠の公孫樹と柳の並木である。
透過光でソフトフィルターを使用。
ソフトフィルターの効果はハイライトの拡散で
フォギーはソフトンやソフトファンタジーと比べて、
広範囲に拡散する効果がある。
この写真の場合、他のフィルターで撮影した写真は
通行人が入ってしまったためでフォギーを使うことに狙いがあったわけではない。
黄葉した公孫樹の葉が表の主役だが、等間隔の影が隠れた主役である。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm(95mm) SS1/400 F5.3 ISO200
ドラマチックトーン フォギーフィルター
他でも撮ってはいるのだが、結局ドラマチックトーンを選んだ。
ただし、色味が地味でソフト効果は弱まっている。
ドラマチックトーンのどぎつさも
ソフト効果で幾分マイルドになっているかもしれない。
黄葉をソフトフォーカスで狙う意図は
透過光で明るくなった公孫樹の葉をにじませることで
光の点のように表現することにあるのだが、
やはりソフトレンズとフィルターでは差があるように思う。