月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

共演

日比谷公園の首賭けイチョウの裏側はもみじが多く植えられており、

そろそろ見ごろになっている。

こちらは首賭けイチョウともみじの共演である。

20231207000425

OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH. SS1/250 F5.6 ISO200

ポップアート

 

残念ながら今となっては首賭けイチョウはあらかた散ってしまっている。

紅葉は緑が残っているくらいが美しい。

 

小生が最初に手にしたカメラはキヤノンEOS Kiss Digital Nだった。

それ以来キヤノン機を使ってきたのだが、

ある時、PENTAXのK-5IIsに手を出した。

 

レンズ交換式カメラは多くの場合メーカーごとに互換性がないので

複数のマウントのカメラを所持するのははっきり言って愚かな行為である。

撮影に出かけるとき複数のカメラシステムを同時に持ち出すことはまずないからである。

 

それにもかかわらずPENTAXを導入した理由はいくつかあるが、

当時、流行っていたローパスフィルターレスのカメラを

キヤノンがつくりそうになかったこと。(のちに5DsRを出している)

 

広角のソフトフォーカスレンズを使いたかったこと。

 

当時キヤノンになかったパンケーキレンズが多いこと。

 

フィルムカメラでフィルム巻き上げがやりたかったことがあげられる。

(EFマウント機もフィルムカメラはあるが巻き上げレバーはない)

 

一方、OLYMPUS OM-D E-M5 MarkIIを導入したのは、

一眼レフは普段持ち歩くには大きすぎたこと。

(実はその前にQを買っていたが、ファインダーがないのが不満であった)

 

そして鉱物のマクロ撮影にオリンパス深度合成機能が役に立つと思われたからである。

 

EFシステムにはMP-E65mm F2.8 1-5x マクロフォトと言う

超強力なマクロシステムがあるのだが、

かなり絞ってもピントが薄いので、

マクロスライダーなどで小刻みにピント位置をずらして撮影し、

手動で深度を合成するなどのテクニックが必要だった。

 

そこを自動化してくれるのがオリンパスの深度合成である。

しかし結論から言うと、ピントが深いマイクロフォーサーズの30mmでも

カメラ任せで撮影するとピントが縞々だったりしたので、

研究の余地がある。(まだ使いこなせてないということだ)

 

一眼レフからミラーレスへ乗り換えるのが世の流れと言うのであれば、

おそらくマイクロフォーサーズに集約することになると思うが、

いまだEFやKマウントに使いたいレンズがあり、

一方でミラーレスには他メーカー含めてそこまで使いたいレンズはない。

キヤノンのDSやSAが気にならなくはないが、

それでシステムをそろえるのは高すぎる。

まだしばらくは互換性のないバッテリーで混乱し、

撮影時どのシステムを持ち出そうか悩むことになりそうである。

 

ソニーならEFもKもアダプターで動作…