どうもPixel7aにソフトファンタジーを使っても
AIによる補正の結果ソフト効果が弱められてしまうようだが
夜景は別のようである。
pixel7a 5.43mm SS1/20 F1.89 ISO259
ビルの灯りを見るとソフト効果が見て取れる。
一方で東京駅丸の内駅舎の方はソフトの効果をあまり感じない。
スマートフォンにソフトフィルターはさらなる研究が必要のようである。
東京ではビルがどんどん建て替えられている。
実のところ一口に東京と言っても場所によって色々と特徴があったのだが
小さな雑居ビルをぶっ壊して大きなビルを建てると言う方向性は決まっているようだ。
それにより、街は均質化してしまい、
元からあった特性のようなものは失われて行っているように思う。
口では多様性と言いつつも、新自由主義は経済的に多様性を許容しないのである。
個人レベルでコスパとかタイパとかを考えるようになったのも
新自由主義の影響と言える。
コスパを重視するなら、カメラなどいらず、スマホで十分と言うことになり、
タイパで言うなら、収益もないブログを毎日更新したり
そのために写真を撮りに行くなどは狂気の沙汰と言えるだろう。
2021年に内橋克人が亡くなったが、
彼が20年前に書いたものに「悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環」と言う本がある。
ミルトン・フリードマンとシカゴボーイズが
これから何が起こるかを予想した書籍であるが、
まことに残念ながらだいたい予想通りに進行している。
新自由主義政策と言うと小泉構造改革とか派遣の自由化とか郵政民営化とか
過去のことと思うかもしれないが、
近頃話題のNISAなども新自由主義色の強い政策である。
また大阪維新の会は自民党以上に急進的な方法で新自由主義を進めており
それは教育にまで及んでいる。
昨日、外国人のカートの話をしたが、
貸し出しをしている業者は海外の会社のようである。
おそらく走り始めた時期に何らかの規制緩和が行われたのであろう。
政府がドヤ顔で出した政策が新自由主義政策だったりすると
しばしば愕然とする。
現在日本の最大の問題は少子高齢化であるが、
これは団塊ジュニア世代が婚活をミスって
第三次ベビーブームが起きず大惨事になったと言われるが
これには新自由主義政策が少なからざる影響を与えている。
そしてこれらの多くはアメリカから押し付けられたものなのである。
バイデン政権は日本製鉄によるUSスチールの買収を
安全保障上の問題として阻止することに決めたようだ。
つまりアメリカは日本を潜在的な脅威とみなしていると言うことになる。
一方平和ボケした我が国は中国と戦争になってもアメリカが助けてくれると思っている。
無邪気なものだ。ウクライナもそうして戦争になったのであろう。