貧しい家庭に生まれたファーブルは苦学して教師になり
昆虫記を残した。
その昆虫記の最初に登場する昆虫はスカラベである。
スカラベは日本には生息していないが
似たような生活様式を持つ昆虫は棲息している。
センチコガネはその一つである。
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 SS1/400 F5.6 ISO12800
この個体は紫だが地域によって様々な光沢をもつ美しいコガネムシで
特に九州の一部に産する個体は光沢が強く
レインボーセンチコガネと称される。
入笠山の花畑を抜け
林の中を歩いているときに見つけたのだが
暗かったのでISOが12800まで跳ね上がってしまった。
…入笠山の裏手は牧場になっているからなぁ…
そう、スカラベもそうだがセンチコガネは糞虫なのである。
さすが昆虫記…しょっぱなからレベル高すぎだろ…
シートン動物記のノリでファーブル昆虫記を読もうとすると
まずまちがいなく挫折する。
そんなあなたにはどくとるマンボウ昆虫記がおススメである。
熱狂的な阪神ファンで登山愛好家にして昆虫愛好家。
芥川賞作家で特に遠藤周作とのやり取りが抜群におもしろいのだが、
その多くは絶版になってしまっている。残念なことだ。
しまった…今週のお題が好きな小説を教えてと言うからこのネタにしたのだが
これは全てエッセイだったわ。
昆虫記と言うと、gooブログの海野カメラマンの日記が
海野和男のデジタル昆虫記と言うタイトルである。
このブログの1日写真1枚、毎日更新と言うスタイルは
海野カメラマンや小林師範の影響を受けている。