一般に100mmマクロのF値は2.8である。
単焦点レンズとしてみると平凡な明るさだが
中望遠レンズとして見るとまずまずな明るさで
ISOが跳ね上がりにくい…
70-300ズームの300mmでは絞り解放でもF値は5.6になり
シャッタースピードは1/300を狙うが
一方でこの100mmマクロは絞り解放で2.8
シャッタースピードは1/100でよい。
結果、ISOは400で済んでいる。
PENTAX KP + smc D FA MACRO 100mmF2.8 WR SS1/160 F2.8 ISO400
もちろん中望遠で絞り解放ではピントの合う範囲は狭くなる。
今回は奥の彼岸花の密集にピントを合わせている。
三脚を使えばISOを上げずにスローシャッターを切れるが
持って行ったものの一度も使わずに終わった。
出発が遅れ天気も良くなかったので
気合が入らなかったのである。
しかし、彼岸花に関しては、むしろこのような天気の方が
しっとりとした写真になるのでもっと気合を入れるべきだった…
緑の色がきれいに出たのでPENTAXを持ってきたのは正解だったと思っている。
祖光院の彼岸花は林の中に咲いているので緑色が多いのである。
そして緑と赤は補色の関係にある。