月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

アリマキと小さな殺戮者

アリマキ…植物を栽培している人にとってはにくい敵…アブラムシである。

こいつにつかれた植物は栄養を吸い取られてしまう。

よく知られる天敵はテントウムシ

アリマキを食べてくれるのだが

彼らは翅が生えているので飛んで行ってしまう。

農業用に飛ばないテントウムシが販売されていたりするらしい。

www.naro.affrc.go.jp

 

さて、アリマキは蟻と共生関係にある。

アリマキはテントウムシなどに襲われないように

蟻に護ってもらい、代わりに蟻の好む甘い蜜を出す。

まるで蟻の牧場のようなので蟻牧…アリマキと言う。

 

今回の写真はこのアリマキを訪れた殺戮者。

チビカマキリである。

20240614012012

pixel7a 5.43mm SS1/400 F1.89 ISO46

 

カマキリは卵から孵るとすでに親とほぼ同じ形をしている

生まれながらのハンターである。

しかしいかんせん小さいので捕食できる生き物には限りがある。

成体はやたらでかいがチビたちは何を食べて大きくなっているのか…

このアリマキも主要な食糧のようだ。

つーかほとんど動かないので食べ放題である。

蟻もいないようなので今がチャンス。

 

pixel7aはまずまず優秀だが

あまり寄れないようだ。

 

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