BCL-0980をご存じだろうか?
紛れもないオリンパス…もといOMDS純正のレンズでありながら
レンズのページではなくアクセサリーのページに掲載されている
フィッシュアイボディーキャップレンズである。
PENTAX Qにもあったマニュアルフォーカス専用のトイフィッシュアイレンズで
特筆すべきはその薄さ…なんと12.8mmしかない。
焦点距離は9mmで換算18mm、絞りはF8固定。
オフィシャルで10,560円のレンズである。
こいつでドラマチックトーンで撮影するとこんな感じ…
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + BCL-0980 SS1/800 F8 ISO200
ドラマチックトーン
なかなかよく写るが、
左側の木のあたりにパープルフリンジが見られる。
このカメラ…今となっては性能に劣るオールドデジカメだが、
左側には電源と一体化したモードダイアルくらいしか存在せず
ボタン類はは右側に集中し、
EVFで各種操作が可能なため
ファインダーから目を離さず
右手だけで操作できるインターフェイスになっている。
もちろんモードを変更するときとレンズ交換の時
マニュアルでピントを調節するときは左手を使わざるえないが
そう使うわけでもない。
カスタマイズできるボタンも多く
Fun4をHDRに
Fun3を拡大表示に割り当てている。
バリアングル液晶は当然裏返しだ。
次の世代のOM-D E-M5 MarkIIIからは
モードダイアルは右肩に移り、
左肩には巻き戻しクランクを思わせるボタンになっているのだが
残念ながら右手のみでこのボタンを操作するのは難しい。
むしろPenとかソニーやPanasonicのレンジファインダーを意識したモデルの方が
ファインダーを左側に積んでいる分。
右手操作はやりやすいかもしれない。
小型軽量機は右手で操作が完結するのが美しい。
GRなども当然のように右手だけで操作できるよう設計されている。
さて今日の音楽。