月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

仕掛け花火は角度によって…

花火大会中盤、仕掛け花火が稼働する。

開場に意味ありげにたっていたポール。

あれが仕掛け花火になっていて

正面から見ると富士山に見えるらしい。

しかしやっぱり角度が悪く富士山には見えない。

この煙と風では正面でも富士山に見えたかどうか

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EOS 5D Mark III+EF24-105mm F4L IS USM(67mm) SS5.1 F11 ISO200

 

一方、上に上がった赤い花火はナイアガラだろうか…

 

花火のコストが上がっているので

花火大会が中止になるところも増えているようだ。

毎日のように上がっていたディズニーランドの花火も見なくなって久しい。

これもウクライナ戦争の影響だろう。

とは言え火薬を花火につかっていられるうちはこの国はまだ平和なのかもしれない。

 

正月の地震能登の救助が遅れたのは

自衛隊が正月休みに入っていたからだと言う。

しかしもし本当に戦争でも起ころうものなら、

週休二日どころでは当然なく、月月火水木金金になってしまうわけで、

よくブラック企業と言うがそれどころではない。

ネットで威勢の良い声を上げている連中はそれをわかっているのだろうか。

 

先日読み終えた城山三郎の「落日燃ゆ」にも

暴支膺懲の掛け声で歯止めが効かなくなっていった有様が書かれているが

敗戦後、東京裁判で死刑が決まった軍人たちは歯ぎしりしながら、

戦争を止めることができなかった外交官の

広田弘毅はむしろ望むように13階段を上ったが、

威勢の良い声を上げていた連中は責任をとっただろうか?

歴史は繰り返すのかもしれない。

(新しい機材を)欲しがりません勝つまでは。