議事堂前銀杏並木の左右には国会前庭があり、北側が彦根藩の屋敷だった。
ここには憲政の神様と言われた尾崎咢堂の銅像があったはずだが…
何やら封鎖されている。
令和の時代には憲政の神様はいないらしい。
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この構造物は三権分立の時計塔と言われている。
三権とは司法と立法と行政だが、日本は議院内閣制を採用しているので
わかりにくいのか、某元総理は立法府の長を自称していた。
内閣は行政組織なので正しくは行政の長である。
本来、三権は独立し互いに監視しあわなければならないのだが、
日本の場合、一部の例外を除き国会の最大政党の長が内閣を組織してきた。
国会の役割は、暴走しがちな行政(これは官僚のことだが内閣も含む)を法律により抑え込み、適切に運用されているかを監視することにある。
しかし、こう言っちゃなんだが、そのことを理解している国民(政治家も含め)が、
はたしてどの程度いるのか。
(立法でNOと言われた場合、代案を考えるのは行政の仕事である)
司法は司法でこの国の場合司るべき法よりも
往々にして忖度が優先される。
理解していようと理解していまいと18歳以上の国民は投票権を持っている。
選挙とは単なる人気投票ではないことくらいは理解してほしい。