月に叢雲花に嵐

1日1枚フォトダイアリー

月光浴

灯台の役割は、夜間の航海の時に、

座礁を防ぐためのもので、

犬吠埼灯台も、現役の灯台であるので、

夜になると灯りがともる。

 

加えて犬吠埼灯台自体のライトアップもあるので、

夜の渚を滑らかに表現するには、

灯台のライトアップがはじまる前までが望ましい。

 

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Canon EOS 5D Mark III+EF16-35mm F2.8L II USM(16 mm) SS51.6 F8 ISO100

 

バルブモードにして長時間露光。

1分近く露光しているので、半月はまるで満月のようで、

流れる雲に拡散されている。

 

幸い昨日見られたゴミは消えたようだ。

前に使用していたEOS 5D Mark IIは長時間露光すると

カラフルな色ノイズが出たのだが、

EOS 5D Mark IIIでは見られず、代わりに白いドット抜けのようなノイズが見られる。

 

その昔、月光写真家の石川賢治氏が、

タングステンフィルムを使い月の光で写真を撮っていたが、

今はホワイトバランスを白熱灯にすれば

誰でも撮ることができる。

尚、昨日の写真はソフトウェアでいじっているのだが、

赤味を強調する場合は、ホワイトバランスを日陰かくもりに設定してやるとよい。