マザー牧場は富津市の鬼泪山(きなだやま)と言う山にある。
昔、鬼が住んでいて、人々を困らせていたが、
日本武尊に討伐されて、涙を流して謝ったと言う伝説がある。
討伐された鬼とは何かというと
この地の豪族の王で、すぐ後ろにある鹿野山には
この王の墓が残っていると言う。
一般的に山地は集落を構えるには不向きに思われるが、
討伐した側は稲作の弥生人だったのに対し
討伐される側は狩猟採取の縄文人だった。
加えて鹿野山はその名の通り鹿が多かったのだろう。
山を下りてくるとき気配があったが、キョンかもしれない。
本日の写真
PENTAX K-1 Mark II + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR 31mm SS1/200 F4 ISO100
見ての通りのあいにくな天気。
奥に見える山のあたりが鹿野山で
電波塔やら防災無線の基地やらが並んでいる。
右側がグランピングのコテージ群
柵に囲まれたところがふれあい牧場
左奥の赤い建物がうしの牧場。
以前はうしの牧場あたりでもソフトクリームが食べられたが、
今はなくなっている。
その代わりメニューは増えたように思う。
ここも菜の花で有名なのだが、桜と菜の花で有名な牧場なので
一面に咲くのはまだ先のことである。
今日の音楽