節分草園は県道367号線…薄小森線の途中にある。
この道は小鹿野町営バスの白井差線のルートであり、
通常は堂上が最寄りのバスの駅だが、セツブンソウの季節は臨時で節分草園の前に停車する。
このバスの終点白井差口は日本100名山の両神山の登山口であり、
反対側に降りると名高い秩父鉱山がある。
…となると県道の由来である薄とはどこだろう…特にバスの駅にもそのような名前はないのだが…
秩父鉱山は閉山したが、最後は石灰岩を採る鉱山になっていたようであり、
セツブンソウもフクジュソウも石灰質を好む植物である。
石灰岩とは主にサンゴ礁や海底の生物が堆積してできた岩である。
秩父は約1700万年前の中新世気候最適期の時期は古秩父湾という海であったが、
ここにサンゴ礁があったわけではなく、
古生代ペルム紀に赤道近くにあったサンゴ礁がプレートに乗って3億年かけて運ばれてきたのである。
もっとも両神山は大部分チャートの山であり、石灰岩として有名なのは武甲山の方だろうか。
さて、次の目的地は四阿屋山の中腹にある福寿草園である。
ここから福寿草園にアクセスするにはいくつかコースがあり、この県道367号線を引き返し、大堤バス停のあたりから登るつつじ新道…このコースは四阿屋山に登るコースから分岐するので結構厳しい。
それより1本先にある押留コースは福寿草園の真下にたどり着く比較的楽なコースでこちらにすることにする。
実は福寿草園まで行かずとも堂上バス停のあたりはフクジュソウがタンポポのように咲いている。
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しかし四阿屋山の福寿草園にはフクジュソウ以外にも見るべきものがある。
