アサギマダラは旅する蝶である。
夏の間は涼しい高原で過ごし
冬になると寒さを避けて沖縄や九州南部で越冬する。
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 SS1/400 F5.6 ISO640
8月23日、高原のアサギマダラに逢いに日帰りで信州の入笠山に登ってきた。
入笠山は花の百名山でかつては蝶の入笠とも言われ
昆虫採集のメッカでもあったが
現在は南アルプスユネスコエコパークの一部となっており採集は禁止されている。
もっとも、昔、生息していたミヤマシロチョウはすでに絶滅したと言われている。
それでもあちこちにアサギマダラの好むフジバカマが生えているので
アサギマダラは時期さえ間違えなければまず確実に逢うことができる。
これから涼しくなると平地でも旅の途中のこの蝶に逢えるかもしれない。
もしこの蝶に逢いたければ、
フジバカマの花を探してみると良いだろう。